『鎌倉ものがたり』最新刊32巻が発売
- 2015/08/31
- 00:10

西岸良平さんの人気コミックシリーズ『鎌倉ものがたり』(双葉社刊)の32巻が発売されました。『ビッグコミック』で長期連載中の『三丁目の夕日』と並ぶ、西岸さんの代表作です。 鎌倉在住の作家、一色正和とその妻亜紀子の日常を中心に、魔物や妖怪なども登場して巻き起こる不思議な出来事や事件を描かれる物語には、多くのファンがいます。私も、新刊の刊行をいつも待ち望んでいる一人です。 1984年(昭和59年)より...
思い出のアニメグッズ⑫
- 2015/08/30
- 07:25

■パンフレット 1977年(昭和52年)に公開された『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版パンフレットの登場は、画期的なものでした。 それまでもアニメ映画は公開されていましたが、あくまでお子様向けの「まんが映画」扱いで、ディズニー長編などの海外作品とは扱いが違いました。 「東映まんがまつり」やゴジラ映画などの「東宝チャンピオンまつり」にも、『巨人の星』など人気のテレビアニメ作品も併映されていました。ただ映画館...
思い出のアニメグッズ⑪
- 2015/08/29
- 07:55

■フィルムしおり 今も人気が健在のグッズといえば、実際のフィルムを何コマか切り出した「フィルムしおり」があります。 元々はスタッフがフィルムを切り貼りして編集する際、いらなくなった部分のフィルムを台本や絵コンテに挟んで使っていたことが始まりだったようです。 当時アニメショップなどで販売されていたのは、フィルムそのままのような形態でした。実際には『Dr.スランプ アラレちゃん』のように、名場面を幾つか...
「THE 世界名作劇場展」
- 2015/08/25
- 22:18

東武百貨店池袋店で7月30日から8月18日まで行われていた、『THE 世界名作劇場展 ~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~』を観てきました。 古くからのアニメファンにはおなじみ、毎週日曜夜7時半からフジテレビ系で放映されていた「世界名作劇場」(旧・カルピス劇場)の作品を中心に、日本アニメーション作品のキャラクター表からレイアウト、原画、そして背景画や美術設定まで、普段は公開されるこ...
関修一さんの個展 『関修一原画展』
- 2015/08/23
- 08:12

『小さなバイキング ビッケ』や、『ペリーヌ物語』、『トム・ソーヤの冒険』、『ふしぎな島のフローネ』などのキャラクターデザインを手掛けた関修一さんの個展が、丸善丸の内本店4階ギャラリーで開催中です。「関修一原画展 ~思い出のキャラクターたち~」と題し、会期は8月19日から25日までです。 今年の4月から5月には丸善日本橋店でも個展は行われていましたから、間を空けずの開催となります。このことからも、関...
思い出のアニメグッズ⑩
- 2015/08/22
- 23:15

■アニメ下敷き 下敷きも『宇宙戦艦ヤマト』の頃から、アニメファン向けの商品が出始めました。それまでは、あくまで子供向けの文房具だったのが、ティーン向けに商品化されだしたのです。 以前は、クツワやサンスターなど文具メーカーによる子ども向けの絵柄だったものが、アニメックなどの参入により、アニメファンのニーズに応えるようなデザインの商品が出されるようになりました。キャラクターデザイナーの描きおろしイラス...
アニソン黎明期が分かる新刊『鉄腕アトムの歌が聞こえる』
- 2015/08/22
- 15:23

『鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~』橋本一郎/著(少年画報社刊)を読みました。 著者の橋本さんは1961年、24歳で朝日ソノラマの前身である朝日ソノプレス社に入社します。そしてテレビアニメ創世記に『鉄腕アトム』や『鉄人28号』、『エイトマン』、『狼少年ケン』など数々のアニメソングを、朝日ソノラマでソノシート化しヒットさせていったのです。 そもそも当時は、まだアニメの主題歌がシング...
思い出のアニメグッズ⑨
- 2015/08/09
- 06:50

■スチール写真 アニメショップでは、人気作品の紙焼き写真を販売していました。元々東映動画では、ブーム初期より人気作品のスチール写真を販売していました。親会社が映画会社でしたから、映画館用のスチールなどの扱いは慣れていたのでしょう。 1977年(昭和52年)7月発行の同社の「作品資料カタログ」には、『サイボーグ009』や『レインボー戦隊ロビン』、そして『太陽の王子 ホルスの大冒険』のキャビネ版のスチ...
思い出のアニメグッズ⑧
- 2015/08/08
- 07:31

■ラミネートカード アニメブーム時は、ラミネートカードが全盛の時代でした。 ラミネートカードとは、名刺サイズの写真やイラストを、両面から透明のフィルムで貼り合わせたものです。ブロマイドより小さなサイズのアイドル歌手の写真などが、ラミネート加工されて販売されていたのです。当時は「パウチっ子」とも言われてました。 これは両面フィルム加工されていましたので、汗などにも強く濡れても大丈夫なのが若い世代に...
藤子スタジオの初期『ドラえもん』時代が分かる貴重な証言
- 2015/08/05
- 23:10

『まいっちんぐマチコ先生』でおなじみのえびはら武司さんの新刊『藤子スタジオ アシスタント日記』(竹書房刊)が発売されました。 えびはらさんは、1973年(昭和48年)8月に藤子スタジオにアシスタントとして入社されました。その頃は、藤子不二雄さんお二人は分かれておらず、まだ仕事場も一緒だったそうです。 元々藤子作品のファンだったというえびはらさんは、藤本弘(藤子・F・不二雄)さんに直談判して入社し...