シール/ステッカーの思い出 その8
- 2017/01/29
- 11:19

駄菓子屋で販売されていた「コレクションカード」もそうですが、アニメ関連のシールの世界が劇的に変わったのも、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場公開からでした。 1977年(昭和52年)に劇場版第一作が公開され、その前後から全国でアニメブームが爆発的に起こりました。その前から『ヤマト』だけでなく、『勇者ライディーン』や『海のトリトン』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『レインボー戦隊ロビン』など、草の根でファン活...
今年は、『ドラゴンボール』! JR東日本のスタンプラリー開催中
- 2017/01/28
- 12:05

昨年「帰ってきた『ウルトラマン』スタンプラリー」を開催し、好評だったJR東日本のスタンプラリー。 私も何駅かまわりましたが、親子連れ以外にも、かつての『ウルトラマン』ファンの大人たちも結構回っている姿を見かけました。やはり、名作には幅広い年齢層のファンが居ることがわかります。 今年は、特撮ではなく人気アニメ『ドラゴンボール』がそのテーマに選ばれました。 タイトルは、「JR東日本 そうさ今こそ!『...
シール/ステッカーの思い出 その7
- 2017/01/22
- 10:56

駄菓子屋で売られた、当たりが出るともらえるアルバムに貼っていく「コレクションカード」も、人気商品となりました。ある時期からこの「コレクションカード」のカードは、より貼りやすいシール形式に変わりました。名称もアマダ製は「シールコレクション」となっていたと思います。 その後、『劇場版 銀河鉄道999』、同じく劇場公開された『あしたのジョー』、そして『ムーの白鯨』や『宇宙大帝ゴッドシグマ』、『機動戦士...
野崎 欣宏さんに感謝
- 2017/01/21
- 12:10

伸童舎の創業者で、アニメプロデューサーだった野崎 欣宏(よしひろ)さんが、1月10日に75歳で亡くなられました。 野崎さんは、小さいころからラジオや小説、マンガなどに親しみ、手塚治虫さんのもとで働こうと虫プロに入社。『鉄腕アトム』のスケジュールに追われ殺気立っていた社内で、手塚さん考案のバンクシステムの運用を任されます。そして、どういう場面が欲しいという現場からの要求に応え、頼りにされていました...
シール/ステッカーの思い出 その6
- 2017/01/15
- 10:23

駄菓子屋では、後にミニサイズのアルバムに番号順にシールを貼っていくものも発売されました。これは、1970年代に講談社から出ていた「ワールドスタンプブック」に似たものです。 「ワールドスタンプブック」は、書店で販売されていました。だいたいどの店でも、レジ前に中身の見えない袋に入ったカードが置かれてました。この袋には、のりで貼る薄手のカードが何枚か封入され、別売りのB4変形サイズのスタンプブックに裏...
『まんだらけZENBU』79号に、本田保則さんインタビュー
- 2017/01/14
- 11:41

季刊誌『まんだらけZENBU』の最新号が1月10日に発売されました。今号の特集では、第2特集の「ピープロ特集」が、マンガ・アニメファン的には嬉しいものでした。『チョウチョウ交響曲』や『どんぐり天狗』など、うしおそうじさんのマンガ家時代のヒット作から珍しい赤本時代の作品。そしてピープロ時代の『怪傑ライオン丸』や『スペクトルマン』など、うしおそうじさん自ら描かれた直筆のラフ画まで網羅された、資料的に...
『中国嫁日記』最新刊 第6巻
- 2017/01/09
- 11:02

累計80万部突破というコミックエッセイ『中国嫁日記』の最新刊、第6巻が発売されました。日本人でオタクである著者と中国人の奥さんとの出会いから日々の暮らしを描いてきた人気シリーズです。 2011年の第1巻刊行当初は、40代のオタクと20代の中国人である夫人との世代間や文化のギャップ、そしてお二人の個性の違いを楽しく読んでいました。 しかし巻を追うごとに、巻き起こる事柄に事件に対する主人公たちとそれ...
シール/ステッカーの思い出 その5
- 2017/01/08
- 08:53

70年代に駄菓子屋に店頭にならんでいたシールは、もちろん無版権のものだけではありません。ちゃんと正式な版権を取ったシールも、販売されていました。駄菓子屋の壁面に貼られた大きな厚紙に、いろんな種類のシールが飾られ、クジを引いてその番号のシールをもらうシール当てや、5円引きブロマイドのように中身の分からない袋を引いていくタイプなどが様々なものがありました。 袋を引くタイプでは、『宇宙の騎士テッカマン...
『日経MJ』で「日本アニメ100年」特集
- 2017/01/07
- 11:50

1月4日発行の流通専門紙『日経MJ』(日本経済新聞社刊)に、「日本アニメ100年」という記事が掲載されました。 元々、その前身は『日経流通新聞』だった同紙は、経済やマーケティングの観点から、今年で100年を迎えるという日本のアニメを特集しています。 特筆すべきは、中面の10面と11面の見開き2ページというスペースで、取り上げていることです。見開き右の10面では、プロダクション・アイジーの社長であ...