暑中お見舞い 2017
- 2017/07/24
- 09:25

暑中お見舞い申上げます 今年も梅雨が空け、また夏の到来です。この夏もかなりの猛暑のようです。 昨年に続き、天馬正人さんの描かれた色紙をご紹介しましょう。美人画『京おんな』です。 天馬正人さんは、昭和30年代に描き下ろし漫画単行本で活躍され、その後講談社の『少年クラブ』や秋田書店の『冒険王』などの月刊誌などに連載を持つ、人気マンガ家でした。 『週刊少年マガジン』初期にも、『パトロールQ』という作品を...
アニメ絵本の魅力②
- 2017/07/23
- 09:58

小さい頃は、近所の駄菓子屋で自分の好きなテレビまんがの駄菓子や玩具を探すことも楽しいものでした。ガムやあめ、チョコーレート。そしてミニカードや、シール、チープなミニプラモデルなどなど、そこは宝庫でした。 限られたおこずかいの中から、どれを買うか悩みに悩んで選ぶのも、今から考えればとても楽しいことだったと思います。 もちろん、当時はまだ超合金などの高価な玩具は、あまり出回ってはいません。また、大き...
R&B、ソウルの故郷メンフィス その音楽の現在・過去・未来
- 2017/07/22
- 10:31

■映画『約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥ・ザ・リバー~』 音楽映画『約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥ・ザ・リバー~』を観てきました。 数々のR&Bやブルーズ、ソウルの名曲が生まれた、テネシー州メンフィス。この地から羽ばたいた伝説的ミュージシャンと新たな若き世代のミュージシャンたちが競演するドキュメンタリーです。 古くからのソウル好きには、出演者の名前を聞いただけで、たまらないで...
アニメの美術のような夕焼け
- 2017/07/17
- 15:37

先週後半、まるで絵の具で描かれたような見事な彩りの夕焼けに遭遇しました。 単なる夕日の色だけではなく、紫や青などいろいろな色彩が混じり、それが雲に映されて幻想的な雰囲気になっていました。 日頃から空を眺めるのは好きなのですが、ここまで彩りが見事な情景はなかなか見ることはできません。すぐに画像を撮りました。 夕焼けといえば、思い出すのは『宇宙海賊キャプテンハーロック』の最終回です。ラストシーンで太...
アニメ絵本の魅力①
- 2017/07/16
- 09:26

思い起こせば、小さい頃からマンガやテレビアニメが好きな子どもでした。 白黒時代から、テレビまんがを毎週楽しみにしていたのです。 テレビはまだ白黒が当たり前の時代でしたが、当時売っていた絵本や紙芝居などはカラーでしたので、その色を想像してアニメを見ていたようです。 幼年誌や学年誌に連載されたマンガも、何度も読み返していた記憶があります。通っていた床屋さんでも、待ち時間にマンガ雑誌を読むのが楽しみで...
『天空の城ラピュタ』制作時の初期スタジオジブリの現場
- 2017/07/15
- 10:21

木原浩勝著『もう一つの「バルス」 宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代』(講談社刊)を読みました。 今は作家である著者が若い頃、制作進行として『天空の城ラピュタ』の現場で体験したエピソードを明かしてくれたノンフィクションです。 『天空の城ラピュタ』は、1986年(昭和61年)8月の初公開から、既に30年の時が経っています。 私も学生だった頃、劇場に観にいった一人です。 当時は、宮崎駿さんによる新作活...
『ゲッターロボ』ミニカード 山勝版の謎②
- 2017/07/09
- 07:09

『ゲッターロボ』は、1975年(昭和50年)5月に終了しますが、同時間帯枠で『ゲッターロボG』がスタートします。ゲッターチーム三人のうちベンケイが武蔵に替わり、3機のマシンと主役ロボットも刷新しました。 ミニカードも、この『ゲッターロボG』のカードまで合わせると、各社合計しても1000枚以上が発売されています。 しかも『ゲッターロボ』シリーズのミニカードは、異種カードや番号欠番、番号印字ナシなど...
『ゲッターロボ』ミニカード 山勝版の謎①
- 2017/07/08
- 13:56

1970年代初頭にカルビーの「仮面ライダースナック」のオマケとして、大ヒットとなったミニカード。その後、駄菓子屋でも各社からミニカードが続々販売されました。 初期は、絵柄が分からないように水色の封筒に2枚のカードが入って売価は10円でした。特撮やアニメはもちろん、『サーキットの狼』などの人気マンガやスーパーカー、電車、大相撲、プロレスなど、子ども達に人気のジャンルが次々とミニカード化されました。...
『フイチン再見!』10巻 発売
- 2017/07/02
- 09:17

今年の『ビッグコミックオリジナル 4/5号』で完結した、『フイチン再見!』の単行本、最終巻である10巻が発売されました。 『龍 -RON-』や、『JIN-仁-』などでおなじみの村上もとかさんが、上田としこさんの生涯を追って描いてきた『フイチン再見!』。連載は、時代が戦後に入ると手塚治虫さんや、赤塚不二夫さん、ちばてつやさん、長谷川町子さんなど、おなじみのマンガ家さんたちも多く登場され、マンガファン...
もうひとりの「SF(すこしふしぎ)」の名手・西岸良平さん
- 2017/07/01
- 10:28

藤子・F・不二雄さんは、『ドラえもん』や『パーマン』、『T・Pぼん』、『キテレツ大百科』、『21エモン』など、SF的的設定をスパイスにした数多くのヒット作を残されています。 また、ご自身では「SF」作品のことを「すこしふしぎ」と定義され、『ミノタウルスの皿』や、『ポストの中の明日』など短編でも数々の名作を発表されています。 日常の中に潜むちょっとした違和感や不思議な出来事から展開するその世界は、...