『南の虹のルーシー』 祝 放映40周年
- 2022/01/22
- 06:30
昭和57年(1982年)1月10日、『南の虹のルーシー』(原作/フィリス・ビディングトン)がスタートしました。
フジテレビ系日曜夜7時半からの「世界名作劇場」枠での第8作目です。今年で放映開始40周年を迎えました。
前年12月まで放映された『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』(原作/ウィース)に続き、海外の現代児童文学のアニメ化です。
放映スタートが決定した時点では原作も完結しておらず、結末の決められないままの製作となりました。
自分たちの農場を持つため、イギリスからはるばるオーストラリアに移住し苦労を重ねていく開拓移民のホップル家の物語です。
主人公のルーシーは、三人姉妹の三女で活発な子です。上には兄のベンそして下には可愛い弟トブもいます。
せっかく農場を手に入れるため、イギリスからオーストラリアのアデレードに移住したホップル家ですが、妨害などもありなかなか農地を手に入れることができません。
このような状況で一家の大黒柱である、お父さんのアーサーも次第に荒んでいきます。
そんななか、ルーシーは馬車にひかれて記憶喪失になってしまうのです。
脚本は宮崎晃さん監督は斉藤博さんと、『あらいぐまラスカル』や『トム・ソーヤの冒険』でおなじみのコンビです。
そして関修一さんがデザインされたルーシーたち三姉妹は、これまでより美形のキャラクターになりました。
美術監督の阿部泰三郎さんが描き出した、オーストラリアの自然や町の情景も雰囲気がありました。
そしてルーシーの松島みのりさんとケイトの吉田理保子さん、姉クララの玉川砂記子さんたちのキャスティングもピッタリでそれぞれ人気がありました。
最後の家族を思うけなげなルーシーの姿には、心を打たれました。
なかなか明るい話にはなってくれず苦難が続く物語でしたが、印象に残っている作品です。

『南の虹のルーシー』
フジテレビ系日曜夜7時半からの「世界名作劇場」枠での第8作目です。今年で放映開始40周年を迎えました。
前年12月まで放映された『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』(原作/ウィース)に続き、海外の現代児童文学のアニメ化です。
放映スタートが決定した時点では原作も完結しておらず、結末の決められないままの製作となりました。
自分たちの農場を持つため、イギリスからはるばるオーストラリアに移住し苦労を重ねていく開拓移民のホップル家の物語です。
主人公のルーシーは、三人姉妹の三女で活発な子です。上には兄のベンそして下には可愛い弟トブもいます。
せっかく農場を手に入れるため、イギリスからオーストラリアのアデレードに移住したホップル家ですが、妨害などもありなかなか農地を手に入れることができません。
このような状況で一家の大黒柱である、お父さんのアーサーも次第に荒んでいきます。
そんななか、ルーシーは馬車にひかれて記憶喪失になってしまうのです。
脚本は宮崎晃さん監督は斉藤博さんと、『あらいぐまラスカル』や『トム・ソーヤの冒険』でおなじみのコンビです。
そして関修一さんがデザインされたルーシーたち三姉妹は、これまでより美形のキャラクターになりました。
美術監督の阿部泰三郎さんが描き出した、オーストラリアの自然や町の情景も雰囲気がありました。
そしてルーシーの松島みのりさんとケイトの吉田理保子さん、姉クララの玉川砂記子さんたちのキャスティングもピッタリでそれぞれ人気がありました。
最後の家族を思うけなげなルーシーの姿には、心を打たれました。
なかなか明るい話にはなってくれず苦難が続く物語でしたが、印象に残っている作品です。

『南の虹のルーシー』
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