横山光輝ファンミーティング「久松文雄の増刊号」
- 2022/05/01
- 06:30
この会は元々、横山光輝作品のファンの集まりから始まったものです。そして以降、横山作品をベースに様々なまんがファンが交流するミーティングになりました。
ここのところはコロナ禍の状況で、中止になっていたようです。今回は少人数での開催とのこともあり久しぶりにお邪魔しました。
リアルの参加者は9人、webで参加されたのは4人です。
テーマは、先ごろ亡くなられた久松文雄さんを偲んでということで、まずこの会のレギュラーでもある三浦正人さんから久松さんの歩みとその作品を中心に紹介されました。
そしてもう一つ、テレビ放送初期の海外ドラマ『スーパーマン』や『名犬ラッシー』、『ローンレンジャー』などマンガ化作品の考察が発表されました。
次に参加者それぞれの自己紹介に合わせるかたちで、堤哲哉さんは海外ドラマ番組の市販されたノートについて、いろいろ明かしてくれました。
私は少し開始から遅れての参加になりましたが、久松さんの想い出やアニメ作品『スーパージェッター』や『冒険ガボテン島』についてお話させていただきました。
ミステリ評論家でエラリークイーン研究で知られる飯城勇三さんからは、水島新司さんの『ドカベン』についての深い考察。常連のベアハグさんによる1988年に発売されたファミコンソフト『仮面の忍者 赤影』の実践攻略ライブなどが行われました。
ミーティング主宰の今入さんからは、横山光輝さんや手塚治虫さんが出演されたテレビ番組や、20年前に放送されたまんだらけのドキュメンタリーなどが紹介されました。
最後は、なぜかマンガには一切関係のない懐かしの『ウルトラクイズ』の話題で盛り上がりました。
今回も休憩を挟んでも5時間の長丁場となりましたが、恒例のクイズ大会もカットされるくらい濃いミーティングとなりました。
次は、秋に『ジャイアントロボ』をテーマに開催予定だそうです。こちらも原作と特撮、アニメ版と作品世界は拡がっています。次回こそと今入さんもクイズに力を入れるべく、堤さんに特撮テーマ、ベアハグさんにはOVAテーマの問題作成を依頼していました。また参加者は難問に頭を悩まされるようです。
とはいえ、久しぶりに古今東西のマンガの話題を長時間語り合えた楽しい時間となりました。
「横山光輝ファンミーティング“久松文雄の増刊号”」パネル
これまでのファンミーティングのパネルもありました。
会場の様子
今回会議室の予約の都合で3回場所が変わりましたが、速やかに移動できました。
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