『とんでモン・ペ』 祝 放映開始40周年
- 2022/06/11
- 06:30
1982年(昭和57年)6月5日、テレビ朝日系で『どんでモン・ペ』(原作/たいら文平・いまいかおる)が始まりました。
東京ムービーのオリジナル企画で、『おはようスパンク』に続く少女ものです。
原作者は立てられていましたが、アニメ企画が先行です。以前作画監督の香西隆男さんにお聞きしたところ、一部のキャラクター原案を見せられ、これで作ってほしいという話だったそうです。
物語は、地方から出てきたデザイナー志望のモンペが、人気ファッションデザイナーの加納麻紀の家にお手伝いさんとして住み込みむことになります。
加納家には夫で小説家の孝と、小さなペーちゃんという赤ちゃんがいました。実はペーちゃんは不思議な力の持ち主で、ぬいぐるみに生命を吹き込むことが出来たのです。
そして、ぬいぐるみの鳥のナンダ郎と犬のチリチリ、いたずら好きなペーちゃん、そこにお隣の鎌田夫人と猫のセンタロウも巻き込んでドタバタが繰り広げられます。
キャラクターも『フーちゃん』や歌舞伎のイラストなどで知られる、いまいかおるさんのちょっとおしゃれでポップな感じでしたし、動物たちもチャーミングでした。
チーフディレクターは、吉田しげつぐさん。作画監督は香西隆男さん、美術監督は龍池昇さんと大野広司さんです。
キャストも、いつも元気なモンペは天地総子さん。いたずらっこのペーちゃんには向井真理子さん、ナンダ郎はつかせのりこさん。はずかしイヌのチリチリは三ツ矢雄二さん。加納麻紀さんは吉田理保子さん、お隣の鎌田夫人には高橋和枝さんと、ベテラン勢が揃った豪華な配役でした。
ちょっぴりSF要素もある生活コメディで、翌年の83年4月まで続いた人気作品でした。
モンペに加えて、可愛いペーちゃんと鳥のナンダ郎、恥ずかしがりやのイヌのチリチリなどの活躍も楽しみでした。
『どんでモン・ペ』動画
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