「アニメに感謝」10周年
- 2023/05/07
- 06:30
当ブログ「アニメに感謝」も4月で、10周年を迎えました。
1977年(昭和52年)の夏、忘れもしない『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版公開前後から起こった爆発的な「アニメブーム」。早いもので、あれから45年の歳月が経ちました。
あの当時、テレビアニメは特撮番組とともにまだお子さま向けの「テレビまんが」に過ぎず、劇場版アニメも「まんが映画」と呼ばれていた頃です。
中学生にもなってアニメを見ていると、世間からも恥ずかしいような雰囲気でした。
それが『宇宙戦艦ヤマト』や『ルパン三世』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『海のトリトン』などの再放送が各民放の夕方に繰り返され、面白さを再認識した10代のファンが拡がっていきます。
そんな中、長編とテレビアニメの「東映まんがまつり」や、ゴジラなど特撮映画のオマケ扱いのような「東宝チャンピオンまつり」ではなく、一作品単体で『宇宙戦艦ヤマト』の封切が決定したのです。
お子さま向けにすぎなかったテレビアニメが堂々とほかの映画同様にロードショーされることは画期的なことであり、興奮しました。
自分たちが愛するアニメが、世間に認知される第一歩とも思えたのです。
当時はインターネットはありませんし、アニメ雑誌やムックもまだ出版されていません。まして家庭用のビデオデッキもまだ普及していない時代です。
いくらアニメが好きでもそれを手元に置くことなど、夢のまた夢でした。
好きなアニメをいつでも見たい、好きなアニメを手元に残したいと渇望していた頃は私にとって原点になっています。
アニメブームから45年が経ち、アニメは日本のカルチャーのメインとなって世界的にも認知されています。
またインターネットが普及した初期の頃は、アニメやマンガについて語るホームページやブログもあちこちで立ち上がり、楽しませていただきました。
そのうち、1960年代から80年代にかけてのテレビアニメやマンガについて書かれたものを、もっと読みたくなりました。ですがあまりなかったこともあり、コラムのつもりで始めてみました。
そのときは、まさかこんなに続くとは思いませんでした。
まだいろいろと書きたいこともありますので、当分は続けられそうです。
よろしければ、お付き合いください。
感想やリクエストをお寄せいただき、ありがとうございます。
今回も10周年記念突発ギャラリーです。
最近の新作も人気で盛り上がりましたね。
海外からもリクエストをいただきました。
原作に合わせたスタイリッシュな作画で、
70年代の劇画調とは違いましたが、魅力的でした。