懐かしのアニメグッズ「 DIYセル」 その2
- 2023/06/25
- 06:30
アニメブーム時に自分でペイントして作るDIYセルを商品として出していたのは、東映動画やオフィスアカデミーだけではありません。
日本アニメーションでは、『未来少年コナン』、『赤毛のアン』、『野球狂の詩』という同社の人気作品のDIYセルを「日本アニメ ペイントセル」として発売しました。
『未来少年コナン』のコナン、ラナ。『赤毛のアン』のアン。『野球狂の詩』からは、当時人気が高かった「北の狼・南の虎」の火浦健、それぞれ本編劇中のアップの絵柄でした、
これは「日本アニメクラブ」というオフィシャルファンクラブの会員向けの商品でしたが、他の会社との大きな違いは、それぞれに印刷された背景画が付いていたことです。
自分でペイントし完成させたセル画を、同封の印刷背景に合わせるとより見栄えがしたものでした。
アニメブームの当初『あしたのジョー』や『勇者ライディーン』、『ルパン三世』など人気作の描き起こしセルを発売していた大手アニメショップ・アニメックは、『機動戦士ガンダム』を「ホビーセル」として発売します。
当時『ガンダム』はアニメファンに大人気となっていましたし、一般にはセル画は流通していなかったこともあり、こちらも人気商品となりました。そして、作品人気と相まって新しい絵柄がラインナップに追加されていきました。(つづく)
日本アニメーション『未来少年コナン』『野球狂の詩』『赤毛のアン』
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