アニメブーム時の公式ファンクラブ事情⑰
- 2015/07/11
- 09:34
■その他のファンクラブ
前回まで、1977年から1978年にかけて発足した、プロダクション主導の公式ファンクラブを振り返ってきました。
これまで紹介したほかにも、ブーム初期には[『アンデス少年 ペペロの冒険』や『合身戦隊メカンダーロボ』を制作し、いち早く直営アニメショップを始めた和光プロのファンクラブ、「和光プロファンクラブ」がありました。
また、再建中だった新生虫プロを応援するために「虫プロファンクラブ」も結成されていました。
1980年代に入ると、『戦国魔神ゴーショーグン』や『ミンキーモモ』で大人気となった葦プロの「葦プロファンクラブ」が1983年に誕生しました。
活動期間は一年半と短い期間でしたが、各地で上映会やスタッフも積極的に参加するイベントを精力的に行っていました。
1982年、当時大人気だった『うる星やつら』の公式ファンクラブ「うる星くらぶ」がキティアニメーションにより発足しました。1986年には、さらに発展させた「キティ・アニメーション・サークル」に改組します。
毎月『うる星やつら』や『めぞん一刻』などのセル画を500名にプレゼントするなど、ファンサービスも充実させて奮闘してくれました。
アニメブーム初期は、多くのアニメファンを生み出しました。しかもインターネットはなく、専門のアニメ雑誌やムック、書籍などもあまり発刊されていなかった時代です。
好きな作品の情報を熱望していたファンたちの思いが各制作プロダクションに伝わり、その相乗効果でブームがより大きく広がっていた時期だったと思います。(つづく)

葦プロファンクラブの会報『ペガサス』VOL.1(1983年7月発行)VOL.2(9月発行)、
最終号となったVOL.12(1984年9月発行)と1984年新年に行われたイベントのパンフ。
葦プロのイベントには、芦田豊雄さんやわたなべひろしさん、上條修さんなど
人気スタッフや声優さんが出演してくれるのも楽しみでした。
前回まで、1977年から1978年にかけて発足した、プロダクション主導の公式ファンクラブを振り返ってきました。
これまで紹介したほかにも、ブーム初期には[『アンデス少年 ペペロの冒険』や『合身戦隊メカンダーロボ』を制作し、いち早く直営アニメショップを始めた和光プロのファンクラブ、「和光プロファンクラブ」がありました。
また、再建中だった新生虫プロを応援するために「虫プロファンクラブ」も結成されていました。
1980年代に入ると、『戦国魔神ゴーショーグン』や『ミンキーモモ』で大人気となった葦プロの「葦プロファンクラブ」が1983年に誕生しました。
活動期間は一年半と短い期間でしたが、各地で上映会やスタッフも積極的に参加するイベントを精力的に行っていました。
1982年、当時大人気だった『うる星やつら』の公式ファンクラブ「うる星くらぶ」がキティアニメーションにより発足しました。1986年には、さらに発展させた「キティ・アニメーション・サークル」に改組します。
毎月『うる星やつら』や『めぞん一刻』などのセル画を500名にプレゼントするなど、ファンサービスも充実させて奮闘してくれました。
アニメブーム初期は、多くのアニメファンを生み出しました。しかもインターネットはなく、専門のアニメ雑誌やムック、書籍などもあまり発刊されていなかった時代です。
好きな作品の情報を熱望していたファンたちの思いが各制作プロダクションに伝わり、その相乗効果でブームがより大きく広がっていた時期だったと思います。(つづく)

葦プロファンクラブの会報『ペガサス』VOL.1(1983年7月発行)VOL.2(9月発行)、
最終号となったVOL.12(1984年9月発行)と1984年新年に行われたイベントのパンフ。
葦プロのイベントには、芦田豊雄さんやわたなべひろしさん、上條修さんなど
人気スタッフや声優さんが出演してくれるのも楽しみでした。
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:公式ファンクラブ事情
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