思い出のアニメグッズ①
- 2015/07/18
- 08:16
■「それは『宇宙戦艦ヤマト』から始まった」 その1
アニメに関するティーン向けのグッズが大量に作られ始めたのも、1977年(昭和52年)8月の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』の公開からでした。
それまでは「テレビまんが」なんて、あくまでお子さま向けのものです。商品といってもオモチャやお菓子、文具、子ども向けのお弁当箱やプラスチック食器などがメインで、目の肥えたティーン向けには商品化はされていなかったのです。
使用されるイラストも本編のアニメーターが描いたものなどはめったになく、原作者のイラストだったらまだ良いほうでした。
今では信じられないかもしれませんが、『宇宙戦艦ヤマト』のプラモデルにしてもテレビ本放送時には、本来は第三艦橋がある部分にゼンマイとタイヤを付けた商品が発売されてました。
もともと軍艦などのプラモデルを作るのが趣味だった友人などは、ゼンマイ部分を取り外して、なんとかアニメ本編と同じように第三艦橋を自作で再現しようと奮闘していたくらいです。
巨大ロボットのプラモデルにしても、現在の『ガンダム』のようにアニメ作品のデザインを忠実に再現したものなどはありません。無骨なロボット然とした造形で、だいたいは腕がロケットパンチのように発射できました。ましてリモコン走行するギミックがある方が、高価なモデルだったのです。
そんな時代、『宇宙戦艦ヤマト』が公開された劇場に行くと、その売店で販売しているグッズの多さに驚きました。パンフレットはもちろん、ポスター、絵ハガキなど、いろんな商品が並んでいたのです。(つづく)

放映当時バンダイから発売されていたゼンマイ走行の
『宇宙戦艦ヤマト』プラモデル組み立て図
アニメに関するティーン向けのグッズが大量に作られ始めたのも、1977年(昭和52年)8月の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』の公開からでした。
それまでは「テレビまんが」なんて、あくまでお子さま向けのものです。商品といってもオモチャやお菓子、文具、子ども向けのお弁当箱やプラスチック食器などがメインで、目の肥えたティーン向けには商品化はされていなかったのです。
使用されるイラストも本編のアニメーターが描いたものなどはめったになく、原作者のイラストだったらまだ良いほうでした。
今では信じられないかもしれませんが、『宇宙戦艦ヤマト』のプラモデルにしてもテレビ本放送時には、本来は第三艦橋がある部分にゼンマイとタイヤを付けた商品が発売されてました。
もともと軍艦などのプラモデルを作るのが趣味だった友人などは、ゼンマイ部分を取り外して、なんとかアニメ本編と同じように第三艦橋を自作で再現しようと奮闘していたくらいです。
巨大ロボットのプラモデルにしても、現在の『ガンダム』のようにアニメ作品のデザインを忠実に再現したものなどはありません。無骨なロボット然とした造形で、だいたいは腕がロケットパンチのように発射できました。ましてリモコン走行するギミックがある方が、高価なモデルだったのです。
そんな時代、『宇宙戦艦ヤマト』が公開された劇場に行くと、その売店で販売しているグッズの多さに驚きました。パンフレットはもちろん、ポスター、絵ハガキなど、いろんな商品が並んでいたのです。(つづく)

放映当時バンダイから発売されていたゼンマイ走行の
『宇宙戦艦ヤマト』プラモデル組み立て図
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