思い出のアニメグッズ③

■絵はがき

　アニメグッズの中でもアニメの本編の画が手に入るものといえば、絵はがきでした。
　人気作品のセル画などは、当然一般には販売されることはありません。そうなるとアニメの画面の絵がきれいに印刷された絵はがきは、本当にうれしいものでした。　

　それまで出ていた子ども向けの商品では、本編とは違いそのために描かれた商品化用の絵しかありません。せいぜい駄菓子屋のミニカードくらいでしか手元に置くことのできなかった本編の絵が、きれいに印刷された絵はがきで買えるのです。

　『宇宙戦艦ヤマト』公開時に劇場で販売されたものは、確か３～４種類くらいのセットがありました。１セットに５枚から６枚ずつ入っていました。これは、もちろん全部揃えました。　

　後で知ったのですが、再建中の虫プロもこの時期に絵はがきのセットを出していました。こちらも『ジャングル大帝』や『どろろ』、『リボンの騎士』などを集めました。

　アニメショップでも、絵はがきは人気商品だったらしく、その頃のヒット作から旧作までいろいろと発行してくれました。

　特に当時アニメショップの最大手だったアニメックは、ヒット作の『機動戦士ガンダム』だけではなく、『スーパージェッター』、『忍風カムイ外伝』、そして『勇者ライディーン』など根強い人気の旧作まで発行してくれていたので、好きな作品の絵はがきを見つけると買い揃えていました。（つづく）


当時、いろんな作品の絵はがきを集めていました。
気に入っている作品のはがきは、人に出す分と保存用の２セット買っていました。
いまだに大事に保存しています。