思い出のアニメグッズ⑥
- 2015/08/01
- 08:22
■LPレコード その1
70年代のアニメブーム時はLPレコードも、重要なアニメグッズでした。
『宇宙戦艦ヤマト』のサウンドトラックLPは、1977年(昭和52年)劇場公開に先立つ7月の発売と同時にLPチャート2位になり、翌8月には30万枚を突破するという驚異の売り上げを記録しました。これにより音楽業界も、アニメという新たなマーケットに気づいたのです。
その後もコロンビアからは、『科学忍者隊ガッチャマン』や『サイボーグ009』などが次々発売されました。まだビデオソフトなどは発売されてませんでしたから、ファンにとってはドラマの音源だけでもうれしい商品でした。
この『宇宙戦艦ヤマト』劇場版公開時が、アニメのメディアミックスの始まりと言われています。これは、出版、レコード、そしてラジオと効果的に露出していったからですが、ここでもレコードは重要でした。まだまだ映像商品は一部の8ミリソフト以外にはありませんでしたから、本編と同じ音源は貴重なアイテムだったのです。
当時、テレビ番組は再放送されない限り一期一会のものでしたから、ドラマ音声を聴くだけでも好きなアニメ作品を振り返れたものです。
BGM音源をソフトとして発売されることもなく、新録でしたが『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』あたりがその始まりだったと記憶しています。確か『(旧)ルパン三世』のBGM集も発売されたのですが、マスターテープが残っていないということでオリジナルスコアから新録したものでした。当時は、アニメ作品の劇伴音楽はまだまだそういう扱いだったということなのでしょう。
『ヤマト』以前のアニメのLPと言えば、特撮やアニメの各番組の主題歌を集めたものや、子ども向けの童謡アルバムのようにせいぜい挿入歌集などが発売されるだけだったのです。(つづく)

『宇宙戦艦ヤマト』LPが表紙を飾ったレコード業界誌。
発売1カ月で30万枚を突破するという、驚異のセールス記録でした。
全国に30万人以上のアニメファンがいた、ということかもしれません。
70年代のアニメブーム時はLPレコードも、重要なアニメグッズでした。
『宇宙戦艦ヤマト』のサウンドトラックLPは、1977年(昭和52年)劇場公開に先立つ7月の発売と同時にLPチャート2位になり、翌8月には30万枚を突破するという驚異の売り上げを記録しました。これにより音楽業界も、アニメという新たなマーケットに気づいたのです。
その後もコロンビアからは、『科学忍者隊ガッチャマン』や『サイボーグ009』などが次々発売されました。まだビデオソフトなどは発売されてませんでしたから、ファンにとってはドラマの音源だけでもうれしい商品でした。
この『宇宙戦艦ヤマト』劇場版公開時が、アニメのメディアミックスの始まりと言われています。これは、出版、レコード、そしてラジオと効果的に露出していったからですが、ここでもレコードは重要でした。まだまだ映像商品は一部の8ミリソフト以外にはありませんでしたから、本編と同じ音源は貴重なアイテムだったのです。
当時、テレビ番組は再放送されない限り一期一会のものでしたから、ドラマ音声を聴くだけでも好きなアニメ作品を振り返れたものです。
BGM音源をソフトとして発売されることもなく、新録でしたが『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』あたりがその始まりだったと記憶しています。確か『(旧)ルパン三世』のBGM集も発売されたのですが、マスターテープが残っていないということでオリジナルスコアから新録したものでした。当時は、アニメ作品の劇伴音楽はまだまだそういう扱いだったということなのでしょう。
『ヤマト』以前のアニメのLPと言えば、特撮やアニメの各番組の主題歌を集めたものや、子ども向けの童謡アルバムのようにせいぜい挿入歌集などが発売されるだけだったのです。(つづく)

『宇宙戦艦ヤマト』LPが表紙を飾ったレコード業界誌。
発売1カ月で30万枚を突破するという、驚異のセールス記録でした。
全国に30万人以上のアニメファンがいた、ということかもしれません。
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