思い出のアニメグッズ⑯
- 2015/09/13
- 08:00
■ シナリオ・アフレコ台本 その1
アニメブーム初期には、シナリオも販売されていました。東映動画では『レインボー戦隊ロビン』やモノクロ版『サイボーグ009』など以前の人気作品のシナリオを、新たに復刻していました。
シナリオは脚本家が執筆したもので、実際に放映される内容とはセリフなどが微妙に違う場合もあります。演出家がシナリオを元に絵コンテにする際に、変更することもあったのでしょう。セリフが異なる場合や、シーンごとカットされるなど、相違点をシナリオを読んで見つけることも楽しみのひとつでした。
この頃は、まだ小説化されたノベライズ版もほとんど出版されていなかったため、アニメを活字で楽しむにはシナリオが最適だったのです。
録画用のビデオデッキもまだ高価であまり出回ってなかったこの頃は、シナリオで好きな作品のエピソードを追体験するファンも結構いました。
やがて、東映動画でも人気作品『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『惑星ロボ ダンガードA』、そして劇場版『銀河鉄道999』のシナリオも販売します。
また、日本アニメーション資料室でも、『あらいぐまラスカル』や『フランダースの犬』、『トム・ソーヤの冒険』、『赤毛のアン』など同社の作品のシナリオを販売しました。
東京ムービーでも、麹町にあった直営店のアニメハウスや「ルパン三世・ファンクラブ」の通販でシナリオを販売していました。『新ルパン三世』や『家なき子』などの作品を、販売していたことを記憶している人も多いでしょう。(つづく)

当時集めていたシナリオ
初期の話数の表紙はタイトルも違ったり、
ロゴも普通の写植だったりと、まだ決定
以前に書かれたことが分かりました。
アニメブーム初期には、シナリオも販売されていました。東映動画では『レインボー戦隊ロビン』やモノクロ版『サイボーグ009』など以前の人気作品のシナリオを、新たに復刻していました。
シナリオは脚本家が執筆したもので、実際に放映される内容とはセリフなどが微妙に違う場合もあります。演出家がシナリオを元に絵コンテにする際に、変更することもあったのでしょう。セリフが異なる場合や、シーンごとカットされるなど、相違点をシナリオを読んで見つけることも楽しみのひとつでした。
この頃は、まだ小説化されたノベライズ版もほとんど出版されていなかったため、アニメを活字で楽しむにはシナリオが最適だったのです。
録画用のビデオデッキもまだ高価であまり出回ってなかったこの頃は、シナリオで好きな作品のエピソードを追体験するファンも結構いました。
やがて、東映動画でも人気作品『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『惑星ロボ ダンガードA』、そして劇場版『銀河鉄道999』のシナリオも販売します。
また、日本アニメーション資料室でも、『あらいぐまラスカル』や『フランダースの犬』、『トム・ソーヤの冒険』、『赤毛のアン』など同社の作品のシナリオを販売しました。
東京ムービーでも、麹町にあった直営店のアニメハウスや「ルパン三世・ファンクラブ」の通販でシナリオを販売していました。『新ルパン三世』や『家なき子』などの作品を、販売していたことを記憶している人も多いでしょう。(つづく)

当時集めていたシナリオ
初期の話数の表紙はタイトルも違ったり、
ロゴも普通の写植だったりと、まだ決定
以前に書かれたことが分かりました。
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