雑誌『昭和40年男』10月号のマンガ特集
- 2015/12/16
- 06:27
毎号懐かしのサブカルチャーを取り上げる隔月刊誌『昭和40年男』(クレタパブリッシング刊)の10月号(9月11日発売)で、1970年代の人気マンガの特集が組まれていました。
「俺たちの心を震わせたマンガたち。」と題して、『すすめパイレーツ』の江口寿史さんや、『ドーベルマン刑事』の平松伸二さん、『コブラ』の寺沢武一さん、『エコエコアザラク』の古賀新一さん、『12の三四郎』の小林まことさんなど、錚々たる方々にインタビューした総力特集号です。
残念ながら『マカロニほうれん荘』や『がきデカ』の記事では、鴨川つばめさんや山上たつひこさんのインタビューはありませんでした。ただ、当時の担当編集者が取材を受けており、連載中のお二人の姿を証言してくれています。
特集ではそのほかにも、『まことちゃん』の楳図かずおさんや、『がんばれ元気』の小山ゆうさん。また『夕陽が丘の総理大臣』の望月あきらさん、『翔んだカップル』の柳沢きみおさん、『超人ロック』の聖悠紀さん、そして『愛しのボッチャー』でおなじみの河口仁さんも、インタビューに登場されています。
それぞれの方々が多忙だった執筆時の思い出を語っておられますが、各作品のイラストがカラーで掲載されているのも嬉しいことです。これを見るだけでも、毎週連載を楽しみにしていた頃の思い出がよみがえります。
河口仁さんのボッチャーは、今回の特集のために描き下ろした新たなイラストだったそうです。コーナーを背に不敵な面構えでフォークを手に構えるボッチャー。その後ろの観客席には、河口さんがいるという洒落たイラストです。
当時と変わらないボッチャーの姿に、キャラクターは河口さんの中に生き続けているということが分かりました。過酷な雑誌連載の第一線でマンガ家と共に生きてきたキャラクターたちは、連載は終了し完結したとしてもそれぞれのマンガ家さんの中で生き続けているのかもしれません。
『昭和40年男』10月号は、マンガに熱中していた少年時代を懐かしく思い出させてくれる、楽しい特集でした。

『昭和40年男』(クレタパブリッシング刊)10月号
「俺たちの心を震わせたマンガたち。」と題して、『すすめパイレーツ』の江口寿史さんや、『ドーベルマン刑事』の平松伸二さん、『コブラ』の寺沢武一さん、『エコエコアザラク』の古賀新一さん、『12の三四郎』の小林まことさんなど、錚々たる方々にインタビューした総力特集号です。
残念ながら『マカロニほうれん荘』や『がきデカ』の記事では、鴨川つばめさんや山上たつひこさんのインタビューはありませんでした。ただ、当時の担当編集者が取材を受けており、連載中のお二人の姿を証言してくれています。
特集ではそのほかにも、『まことちゃん』の楳図かずおさんや、『がんばれ元気』の小山ゆうさん。また『夕陽が丘の総理大臣』の望月あきらさん、『翔んだカップル』の柳沢きみおさん、『超人ロック』の聖悠紀さん、そして『愛しのボッチャー』でおなじみの河口仁さんも、インタビューに登場されています。
それぞれの方々が多忙だった執筆時の思い出を語っておられますが、各作品のイラストがカラーで掲載されているのも嬉しいことです。これを見るだけでも、毎週連載を楽しみにしていた頃の思い出がよみがえります。
河口仁さんのボッチャーは、今回の特集のために描き下ろした新たなイラストだったそうです。コーナーを背に不敵な面構えでフォークを手に構えるボッチャー。その後ろの観客席には、河口さんがいるという洒落たイラストです。
当時と変わらないボッチャーの姿に、キャラクターは河口さんの中に生き続けているということが分かりました。過酷な雑誌連載の第一線でマンガ家と共に生きてきたキャラクターたちは、連載は終了し完結したとしてもそれぞれのマンガ家さんの中で生き続けているのかもしれません。
『昭和40年男』10月号は、マンガに熱中していた少年時代を懐かしく思い出させてくれる、楽しい特集でした。

『昭和40年男』(クレタパブリッシング刊)10月号
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