書店配布用ノベルティグッズ⑤
- 2015/12/26
- 08:58
■しおり
書店店頭で配布されたノベルティグッズの王道と言えば、やはりしおりです。昔から挟み込みや配布用として、いつの時代も見かけることが出来ました。
昭和50年代、角川文庫に挟み込んであった、『犬神家の一族』や『戦国自衛隊』などの角川映画の割引券にもなるしおりを覚えている人も多いでしょう。
コミックスには、しおりの挟み込みはなかったのですが、夏になるとコミックフェアが全国の書店で行われ、その特典としてイラスト入りの特製しおりが限定で配布されていました。夏休みに入り、ヒマになる学生狙いだったのでしょうか。
しおりに一番力を入れていたのは、小学館です。1988年頃から、『タッチ』(あだち充/著)、『うる星やつら』(高橋留美子/著)などの人気作の特製しおりを配布し始めました。絵柄も違っており、集めると一つの絵柄になるバージョンもあり、これは人気でした。小学館のしおりは好評だったようで、4年ほど続けられたと記憶しています。
人気作品の特製下敷きなどをそれまで製作していた秋田書店も対抗したのか、しおりの作成に乗り出しました。しかもこちらの素材は紙ではなく、プラスチック板にリボンも付いたグレードアップ版です。『ブラックジャック』(手塚治虫/著)や、『すくらっぷ・ブック』(小山田いく/著)などが、ありました。
同じプラスチック板素材のしおりでは、集英社も『別冊マーガレット』で連載されていた人気マンガ『いらかの波』(河あきら/著)のしおりも配布してくれました。
その他、講談社や白泉社なども雑誌やコミックスのしおりを作成していました。各社が競って特製しおりを配布していた頃の書店店頭の賑やかさは、いまだに忘れられません。(つづく)

当時配布されていたしおりの数々
左から3点は小学館、そして講談社、秋田書店、集英社です
書店店頭で配布されたノベルティグッズの王道と言えば、やはりしおりです。昔から挟み込みや配布用として、いつの時代も見かけることが出来ました。
昭和50年代、角川文庫に挟み込んであった、『犬神家の一族』や『戦国自衛隊』などの角川映画の割引券にもなるしおりを覚えている人も多いでしょう。
コミックスには、しおりの挟み込みはなかったのですが、夏になるとコミックフェアが全国の書店で行われ、その特典としてイラスト入りの特製しおりが限定で配布されていました。夏休みに入り、ヒマになる学生狙いだったのでしょうか。
しおりに一番力を入れていたのは、小学館です。1988年頃から、『タッチ』(あだち充/著)、『うる星やつら』(高橋留美子/著)などの人気作の特製しおりを配布し始めました。絵柄も違っており、集めると一つの絵柄になるバージョンもあり、これは人気でした。小学館のしおりは好評だったようで、4年ほど続けられたと記憶しています。
人気作品の特製下敷きなどをそれまで製作していた秋田書店も対抗したのか、しおりの作成に乗り出しました。しかもこちらの素材は紙ではなく、プラスチック板にリボンも付いたグレードアップ版です。『ブラックジャック』(手塚治虫/著)や、『すくらっぷ・ブック』(小山田いく/著)などが、ありました。
同じプラスチック板素材のしおりでは、集英社も『別冊マーガレット』で連載されていた人気マンガ『いらかの波』(河あきら/著)のしおりも配布してくれました。
その他、講談社や白泉社なども雑誌やコミックスのしおりを作成していました。各社が競って特製しおりを配布していた頃の書店店頭の賑やかさは、いまだに忘れられません。(つづく)

当時配布されていたしおりの数々
左から3点は小学館、そして講談社、秋田書店、集英社です
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:アニメグッズ
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