『
宇宙戦艦ヤマト』シリーズや、『鋼鉄ジーグ』、『1000年女王』、『ななこSOS』などでおなじみの美術監督・
勝又激さんは、実は絵筆を握るかたわら俳句を詠む俳人でもあります。
独学で俳句を学ばれてきた勝又さんは、2013年1月には第1句集『
風まかせ』(文芸社刊)を上梓されました。また、これまでも個人誌として、同名タイトルの『
風まかせ』を発刊し続けておられます。
この12月には、私家版の最新版『かつまた激天笑 作品集』(
風まかせ4)を完成されました。
総ページ194ページで、掲載された句は710首。また今回は、俳画も47作品も収録とものすごいボリュームです。「かつまた激」は俳句を詠むときの俳号で、「激天笑」は俳画の雅号だそうです。
掲載された俳句も俳画も、まさにパワー溢れる
勝又激さん世界そのもので、今回の最新作品集から放たれるエネルギーには圧倒されました。
俳句も第一線の選者の方々に特選の評価を受け、伊藤園の「おーいお茶」ラベルにも句が掲載されたそうです。
現在も句作を精力的に続けていらっしゃる勝又さんですが、近い将来には出版やネットでの一般公開も視野に入れておられるとのこと。
これから作品が公開される日も、ますます楽しみです。
『勝又激 句集 風まかせ』(文芸社刊)と
2015年12月発行の最新句集
『かつまた激天笑 作品集』(風まかせ4)