水木しげるさんにごあいさつを

　昨日、青山葬儀所で行われた「水木しげるサン お別れの会」に参列してきました。
一般参列者の二部は午後２時から開始ということで、混雑を予想して３時頃到着を目指しました。予定どおりに着いたのですが、既に屋外に長蛇の列が出来ていました。
　 午後３時の段階で、外には７０００人くらいの参列者が並んでいました。年齢層も幅広く、赤ちゃん連れの若い親子や学生、中年ご夫婦、そしてお年を召した方まで、まさしく老若男女問わず水木ファンが集結している感じでした。
　 会場に入るには多くの人が並んでいたため、1時間近くを寒空の下待つこととなりました。ただ、さすがは水木ファンが揃っただけあって、皆さん整然と静かに入場の順番を待っていました。
　鬼太郎風のちゃんちゃんこを着た子どもたちや、メフィストのようなシルクハットを被った女性、文庫本の「墓場鬼太郎」を入場するまで黙々と読んでいる人など、思い思いの方法で、水木さんにお別れを伝えに来ていることが分かりました。
　 献花の際は祭壇に向かい、これまで沢山の素晴らしい作品を読ませていただいたことに御礼を申し上げてきました。
　 水木さんの作品は永遠です。これからも作品を通じて、その世界と対話させていただきたいと思います。
　 水木しげるさん、ありがとうございました。


青山葬儀所入り口前の看板



祭壇の水木さんの遺影の後ろには、丸い輪の世界が


鬼太郎もいました


当日参列者に配布されたカード　　水木さんの名言です