懐かしいCMを思い出させてくれる銅像
- 2016/03/05
- 07:13
1970年代半ば頃、毎日夕方にローカル局で放映されるアニメを楽しみにしていました。
私が住んでいた地方では、月曜から金曜の夕方16時から18時まで各局がこぞってアニメや特撮の再放送を流していました。そこで初めて見る作品や、本放送で見逃した回も見ることができ、子どもたちにとって大変ありがたい時間帯だったのです。
当時は再放送で『科学忍者隊ガッチャマン』や『ど根性ガエル』、『ルパン三世』、『マジンガーZ』、『アルプスの少女ハイジ』、『小さなバイキング ビッケ』、『妖怪人間ベム』など、何度もリピートされる名作を繰り返しみることも出来たのです。
まだビデオやDVDなどの映像ソフト、そしてネットも無く現在のような視聴環境ではない頃です。一度見逃したら次に放送されるまで、もう見ることが出来ません。
あの頃のアニメに対する集中力は、自分でも呆れるくらいなものだったと思います。当時番組内で流れていた地元の銘菓や百貨店、地酒など、動かない一枚絵のローカルCMまでも、いまだに覚えています。
それらと共に記憶しているのが、日本防火協会やモーターボート連合会など、日本船舶振興会(現・日本財団)のCMです。
月曜から金曜まで、当時お元気だった笹川良一さんが高見山関たちと出演されて、「戸締り用心、火の用心」と子どもたちと街をねり歩く「一日一善」のコマーシャルは、曜日ごとに歌詞も違って楽しいものでした。
また、ハンセン病の撲滅運動のCMと共に、当時59歳の笹川さんが82歳のご母堂を背負い、階段を登ってお宮参りに行く姿を映したものもありました。
先日、三田に出かけた際、その親子像の銅像に出会いました。笹川記念会館のビルの前に設置されていたのです。この銅像の横には、「世界一家人類兄弟」と彫られたレリーフもありました。
この像を前にして、テレビアニメの再放送を見ていた頃や、笹川さんのCMで耳に馴染んでいた「一日一善」、「お父さんお母さんを大切にしよう」、「礼儀正しくしよう」という言葉も懐かしく思い出しました。

三田の笹川記念会館前に設置された笹川良一さんとお母様の銅像

日本船舶振興会のCMといえば、『一休さん』も思い出します
私が住んでいた地方では、月曜から金曜の夕方16時から18時まで各局がこぞってアニメや特撮の再放送を流していました。そこで初めて見る作品や、本放送で見逃した回も見ることができ、子どもたちにとって大変ありがたい時間帯だったのです。
当時は再放送で『科学忍者隊ガッチャマン』や『ど根性ガエル』、『ルパン三世』、『マジンガーZ』、『アルプスの少女ハイジ』、『小さなバイキング ビッケ』、『妖怪人間ベム』など、何度もリピートされる名作を繰り返しみることも出来たのです。
まだビデオやDVDなどの映像ソフト、そしてネットも無く現在のような視聴環境ではない頃です。一度見逃したら次に放送されるまで、もう見ることが出来ません。
あの頃のアニメに対する集中力は、自分でも呆れるくらいなものだったと思います。当時番組内で流れていた地元の銘菓や百貨店、地酒など、動かない一枚絵のローカルCMまでも、いまだに覚えています。
それらと共に記憶しているのが、日本防火協会やモーターボート連合会など、日本船舶振興会(現・日本財団)のCMです。
月曜から金曜まで、当時お元気だった笹川良一さんが高見山関たちと出演されて、「戸締り用心、火の用心」と子どもたちと街をねり歩く「一日一善」のコマーシャルは、曜日ごとに歌詞も違って楽しいものでした。
また、ハンセン病の撲滅運動のCMと共に、当時59歳の笹川さんが82歳のご母堂を背負い、階段を登ってお宮参りに行く姿を映したものもありました。
先日、三田に出かけた際、その親子像の銅像に出会いました。笹川記念会館のビルの前に設置されていたのです。この銅像の横には、「世界一家人類兄弟」と彫られたレリーフもありました。
この像を前にして、テレビアニメの再放送を見ていた頃や、笹川さんのCMで耳に馴染んでいた「一日一善」、「お父さんお母さんを大切にしよう」、「礼儀正しくしよう」という言葉も懐かしく思い出しました。

三田の笹川記念会館前に設置された笹川良一さんとお母様の銅像

日本船舶振興会のCMといえば、『一休さん』も思い出します
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