『古書の街・馬好の会』に行ってきました
- 2016/03/25
- 23:49
3月25日夜に神保町で開かれた、落語家・金原亭馬好さんの『古書の街・馬好の会』にお邪魔してきました。
馬好さんの落語と漫画好きだった少年時代のお話、そしてスペシャルゲストとして『星のたてごと』や『ファイヤー!』などでおなじみのトキワ荘出身のマンガ家・水野英子さんとのトークショーと、マンガファンにはたまらない盛りだくさんの会でした。
場所は神保町の古書店内にある「ブックカフェ二十世紀」で、決して広いとは言えないスベースに50人近くのお客さんがぎっしりと詰まってました。
実は馬好さんとはそれまでお会いしたことはありませんでしたが、15年程前からご縁がありました。その頃は噺家さんとは知らず、漫画古書収集をしていた私にとって「ばこう書店」さんは力強い味方のお一人でした。
当時、吉田竜夫作品や九里一平作品、そしてアニメ関係の方々が描かれた雑誌付録や単行本などを「ばこう書店」さんの『漫画古書目録』からお譲り頂いていたのです。
その目録に馬好さんのエッセイが掲載されるようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。「ボクの恥ッか記一代」と題して、馬好さんのまんがファン時代の思い出を面白おかしく綴ってくれていました。
連載当時からあまりに面白く、私も毎回読むたびに感想を送っていました。ここまで喜んでいる人もいない、と思ってくれたのか馬好さんもその感想にお電話をくれたりもしていました。
実はこのイベントでの少年時代にトキワ荘に通っていたことや、『冒険王』の懸賞で当たったテレビのエピソードなども、そのエッセイで知っていました。
その後、私も引越してしまい目録も届かなくなっていました。そして10年ほど経った先日、アップルBOXクリエートの高橋誓さんを通じて、会のお誘いをいただいたのです。
最初、金原亭馬好さんと言われても、まったく分かりませんでした。それが、「ばこう書店」さんが金原亭馬好さんだったと知り、ようやくあのエッセイが面白かった理由も分かりました。
ご自身の体験を、毎回面白おかしくオチを付けて書き下ろすことができたのは、噺家さんだったこともあるのでしょう。
エレガントで今もお美しいたたずまいの水野さんと、江戸っ子馬好さんの掛け合いトークもとても楽しいものでした。
質疑応答では、水野英子さんから「そんなにマンガが好きで子どもの頃から描いていたのに、なんで落語家になったんですか」という質問も出ました。
さすがの馬好さんも、この問いは予想していなかったのか、そのご返答も冷や汗まじりだったようです。
このお答えは、また次の会でお聞きできるのか、それも楽しみのひとつとなりました。
楽しいお話をお聞かせくださった、水野英子さんと金原亭馬好さんに感謝です。

「古書の街 馬好の会」イベントのチラシとチケット

「古書の街 馬好の会」 水野英子さんと馬好さん
馬好さんの落語と漫画好きだった少年時代のお話、そしてスペシャルゲストとして『星のたてごと』や『ファイヤー!』などでおなじみのトキワ荘出身のマンガ家・水野英子さんとのトークショーと、マンガファンにはたまらない盛りだくさんの会でした。
場所は神保町の古書店内にある「ブックカフェ二十世紀」で、決して広いとは言えないスベースに50人近くのお客さんがぎっしりと詰まってました。
実は馬好さんとはそれまでお会いしたことはありませんでしたが、15年程前からご縁がありました。その頃は噺家さんとは知らず、漫画古書収集をしていた私にとって「ばこう書店」さんは力強い味方のお一人でした。
当時、吉田竜夫作品や九里一平作品、そしてアニメ関係の方々が描かれた雑誌付録や単行本などを「ばこう書店」さんの『漫画古書目録』からお譲り頂いていたのです。
その目録に馬好さんのエッセイが掲載されるようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。「ボクの恥ッか記一代」と題して、馬好さんのまんがファン時代の思い出を面白おかしく綴ってくれていました。
連載当時からあまりに面白く、私も毎回読むたびに感想を送っていました。ここまで喜んでいる人もいない、と思ってくれたのか馬好さんもその感想にお電話をくれたりもしていました。
実はこのイベントでの少年時代にトキワ荘に通っていたことや、『冒険王』の懸賞で当たったテレビのエピソードなども、そのエッセイで知っていました。
その後、私も引越してしまい目録も届かなくなっていました。そして10年ほど経った先日、アップルBOXクリエートの高橋誓さんを通じて、会のお誘いをいただいたのです。
最初、金原亭馬好さんと言われても、まったく分かりませんでした。それが、「ばこう書店」さんが金原亭馬好さんだったと知り、ようやくあのエッセイが面白かった理由も分かりました。
ご自身の体験を、毎回面白おかしくオチを付けて書き下ろすことができたのは、噺家さんだったこともあるのでしょう。
エレガントで今もお美しいたたずまいの水野さんと、江戸っ子馬好さんの掛け合いトークもとても楽しいものでした。
質疑応答では、水野英子さんから「そんなにマンガが好きで子どもの頃から描いていたのに、なんで落語家になったんですか」という質問も出ました。
さすがの馬好さんも、この問いは予想していなかったのか、そのご返答も冷や汗まじりだったようです。
このお答えは、また次の会でお聞きできるのか、それも楽しみのひとつとなりました。
楽しいお話をお聞かせくださった、水野英子さんと金原亭馬好さんに感謝です。

「古書の街 馬好の会」イベントのチラシとチケット

「古書の街 馬好の会」 水野英子さんと馬好さん
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