ちばてつや作品アニメ化50周年に登場 『風のように』
- 2016/04/13
- 21:58
ちばてつやさんの短編をアニメ化した新作映画『風のように』(制作/エクラアニマル)が、いよいよ完成間近です。
数々の名作マンガを執筆してこられたちばさんには、アニメ化された作品も多数あります。2013年に行われた「東京国際アニメフェア」では、第9回アニメアワードの功労賞(原作部門)も受賞されました。これまでのアニメ化作品は、以下のとおりです。
1.『ハリスの旋風』 ピープロ
2.『あかねちゃん』(原題・みそっかす)東映動画
3.『あしたのジョー』 虫プロ
4.『国松さまのお通りだい』(原題・ハリスの旋風)虫プロ
5.『おれは鉄兵』 日本アニメ
6.劇場版『あしたのジョー』 日本ヘラルド
7.『あしたのジョー2』 東京ムービー新社
8.劇場版『あしたのジョー2』 ヘラルドエンタープライズ
9.『あした天気になあれ』 NAS
10.『暴れん坊力士 松太郎』(原題・のたり松太郎)東映アニメーション
上記以外でも、テレビスペシャルの『ミスタージャイアンツ 栄光の背番号3』や、新生虫プロの劇場版『ゆき』など、キャラクターデザインを担当されたものもあります。ただ原作をアニメ化したのは、この10作でしょう。
そして『風のように』は、11作目のアニメ作品となります。
スタッフも、『おれは鉄兵』の作画監督だった本多敏行さんをはじめ、『タイガーマスク』でおなじみの木村圭市郎さんは『あかねちゃん』にも作画監督として参加されていました。名匠・大橋学さんは『あしたのジョー2』の各話で原画を描かれておられます。
作画監督の野口征恒さんは、知る人ぞ知る敏腕アニメーターですが、その上ちば作品と『あしたのジョー』をこよなく愛する方でもいらっしゃいます。
主役の三平を演じられるのは、『おれは鉄兵』で上杉鉄兵の声をあてられた野沢雅子さんです。
これまでの「ちばてつやアニメ」に縁の深い方々が参加されていますから、まるで集大成のようにも思えます。
今回は、第11作目の「ちばてつやアニメ」誕生を記念して、第1作である『ハリスの旋風』(ピープロ版)の原画をご紹介します。
生前うしおそうじ先生にもお聞きしましたが、ピープロのスタジオは火事にあったので、アニメ時代の資料は焼失してしまったそうです。ですから、もしかしたら珍しい資料かもしれません。
アニメ版のメガネ君は、連載中のちばさんにもインスピレーションを与えたこともあったそうです。私も、主人公・石田国松の破天荒だけど憎めないキャラクターが好きでした。
『ハリスの旋風』の放映スタートは、テレビアニメ黎明期の1966年(昭和41年)5月です。
その50年にあたる5月、ついに『風のように』が公開の日を迎えます。製作費のクラウドファウディングも、4月22日で締切りです。
ちばてつやさんのキャラクターたちが、アニメに登場して50年。奇しくもその記念すべき年に、ちば作品を愛するスタッフたちによる第11作目の『風のように』が完成するのです。
上映を迎える日が、今から楽しみです。

1966年(昭和41年)に放映された、ちばてつやさんのアニメ化弟一作
『ハリスの旋風』(ピープロ)の原画
数々の名作マンガを執筆してこられたちばさんには、アニメ化された作品も多数あります。2013年に行われた「東京国際アニメフェア」では、第9回アニメアワードの功労賞(原作部門)も受賞されました。これまでのアニメ化作品は、以下のとおりです。
1.『ハリスの旋風』 ピープロ
2.『あかねちゃん』(原題・みそっかす)東映動画
3.『あしたのジョー』 虫プロ
4.『国松さまのお通りだい』(原題・ハリスの旋風)虫プロ
5.『おれは鉄兵』 日本アニメ
6.劇場版『あしたのジョー』 日本ヘラルド
7.『あしたのジョー2』 東京ムービー新社
8.劇場版『あしたのジョー2』 ヘラルドエンタープライズ
9.『あした天気になあれ』 NAS
10.『暴れん坊力士 松太郎』(原題・のたり松太郎)東映アニメーション
上記以外でも、テレビスペシャルの『ミスタージャイアンツ 栄光の背番号3』や、新生虫プロの劇場版『ゆき』など、キャラクターデザインを担当されたものもあります。ただ原作をアニメ化したのは、この10作でしょう。
そして『風のように』は、11作目のアニメ作品となります。
スタッフも、『おれは鉄兵』の作画監督だった本多敏行さんをはじめ、『タイガーマスク』でおなじみの木村圭市郎さんは『あかねちゃん』にも作画監督として参加されていました。名匠・大橋学さんは『あしたのジョー2』の各話で原画を描かれておられます。
作画監督の野口征恒さんは、知る人ぞ知る敏腕アニメーターですが、その上ちば作品と『あしたのジョー』をこよなく愛する方でもいらっしゃいます。
主役の三平を演じられるのは、『おれは鉄兵』で上杉鉄兵の声をあてられた野沢雅子さんです。
これまでの「ちばてつやアニメ」に縁の深い方々が参加されていますから、まるで集大成のようにも思えます。
今回は、第11作目の「ちばてつやアニメ」誕生を記念して、第1作である『ハリスの旋風』(ピープロ版)の原画をご紹介します。
生前うしおそうじ先生にもお聞きしましたが、ピープロのスタジオは火事にあったので、アニメ時代の資料は焼失してしまったそうです。ですから、もしかしたら珍しい資料かもしれません。
アニメ版のメガネ君は、連載中のちばさんにもインスピレーションを与えたこともあったそうです。私も、主人公・石田国松の破天荒だけど憎めないキャラクターが好きでした。
『ハリスの旋風』の放映スタートは、テレビアニメ黎明期の1966年(昭和41年)5月です。
その50年にあたる5月、ついに『風のように』が公開の日を迎えます。製作費のクラウドファウディングも、4月22日で締切りです。
ちばてつやさんのキャラクターたちが、アニメに登場して50年。奇しくもその記念すべき年に、ちば作品を愛するスタッフたちによる第11作目の『風のように』が完成するのです。
上映を迎える日が、今から楽しみです。

1966年(昭和41年)に放映された、ちばてつやさんのアニメ化弟一作
『ハリスの旋風』(ピープロ)の原画
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