『Neo Utopia 57号』シスコン王子の世界
- 2016/06/12
- 08:07
先週、神保町の夢野書店に行ってきました。相変わらずマンガやアニメ関連の書籍や色紙、関連グッズなどが揃っており、マンガ・アニメファンにはたまらない空間は健在でした。
ちょうど、藤子不二雄ファンサークルの会誌『ネオ・ユートピア』の新刊57号が入荷していましたので、早速購入しました。
今号の特集は、前号に引き続き『シスコン王子』の大特集です。1963年(昭和38年)から1964年(昭和39年)まで放映された幻の人形アニメのスチールや絵コンテ、シナリオなどの貴重な資料を、関係者の詳細なインタビューとともに掲載してくれています。
私自身は人形アニメ版『シスコン王子』を、残念ながら見た記憶はありません。原作まんがも藤子不二雄さんの自伝『二人で少年漫画ばかり描いてきた』などで存在は知っていましたが、1989年(平成元年)に中央公論新社で出された「藤子不二雄ランド」版で初めて読みました。
ただ、インディアン(ネイティブアメリカン)の可愛いキャラクター・シスコン坊やが描かれたシスコーンのパッケージは、なじみ深いものでした。
現在はキャラクターも一新され、新しいデザインで都会的な「シスコーン坊や」がパッケージを飾っています。ただ昭和40年代に子供時代を過ごした者にとっては、やはりシスコーンといえば、頭に羽を付けたあのインディアンの少年のパッケージでしょう。
当時シリアルでは、ケロッグもありました。オマケのオモチャも入っていましたが大箱で、子どものおこずかいでは買うことはできません。
封入されたオマケも、海外の会社らしく鳥の人形や、電車のプラモデルなど、センスは良かったのですが、それほど魅力は感じませんでした。
もちろん、シスコのシスコーンにも大箱はありましたが、当時の駄菓子屋ではタテ10センチ、ヨコ7センチほどの小型サイズが30円くらいで売られていたのです。
特に砂糖がついている「シスコーン シュガー」が一番のお気に入りでした。今では「コーンフロスト」という商品名になっています。
紙製の袋に入ったシリアルをボリボリ食べると、なんとなく幸せな気分になれたものです。他にもチョコレート味やオレンジ味などの物もありました。駄菓子屋でこれを買って、ミニカードを何枚か引くのが、あの頃の日課でした。
今回、『ネオ・ユートピア』の『シスコン王子』人形アニメ版特集を読んで、シスコン坊やの初代キャラクターと懐かしい「シスコーン」の味を思い出しました。

藤子不二雄ファンサークル・マガジン『ネオ・ユートピア』Vol.57
大杉宜弘さん描き下しの「ジャングル黒ベエ」たちの表紙もうれしいです

懐かしい初代シスコン坊やのCMアニメ(?)のセル画
ちょうど、藤子不二雄ファンサークルの会誌『ネオ・ユートピア』の新刊57号が入荷していましたので、早速購入しました。
今号の特集は、前号に引き続き『シスコン王子』の大特集です。1963年(昭和38年)から1964年(昭和39年)まで放映された幻の人形アニメのスチールや絵コンテ、シナリオなどの貴重な資料を、関係者の詳細なインタビューとともに掲載してくれています。
私自身は人形アニメ版『シスコン王子』を、残念ながら見た記憶はありません。原作まんがも藤子不二雄さんの自伝『二人で少年漫画ばかり描いてきた』などで存在は知っていましたが、1989年(平成元年)に中央公論新社で出された「藤子不二雄ランド」版で初めて読みました。
ただ、インディアン(ネイティブアメリカン)の可愛いキャラクター・シスコン坊やが描かれたシスコーンのパッケージは、なじみ深いものでした。
現在はキャラクターも一新され、新しいデザインで都会的な「シスコーン坊や」がパッケージを飾っています。ただ昭和40年代に子供時代を過ごした者にとっては、やはりシスコーンといえば、頭に羽を付けたあのインディアンの少年のパッケージでしょう。
当時シリアルでは、ケロッグもありました。オマケのオモチャも入っていましたが大箱で、子どものおこずかいでは買うことはできません。
封入されたオマケも、海外の会社らしく鳥の人形や、電車のプラモデルなど、センスは良かったのですが、それほど魅力は感じませんでした。
もちろん、シスコのシスコーンにも大箱はありましたが、当時の駄菓子屋ではタテ10センチ、ヨコ7センチほどの小型サイズが30円くらいで売られていたのです。
特に砂糖がついている「シスコーン シュガー」が一番のお気に入りでした。今では「コーンフロスト」という商品名になっています。
紙製の袋に入ったシリアルをボリボリ食べると、なんとなく幸せな気分になれたものです。他にもチョコレート味やオレンジ味などの物もありました。駄菓子屋でこれを買って、ミニカードを何枚か引くのが、あの頃の日課でした。
今回、『ネオ・ユートピア』の『シスコン王子』人形アニメ版特集を読んで、シスコン坊やの初代キャラクターと懐かしい「シスコーン」の味を思い出しました。

藤子不二雄ファンサークル・マガジン『ネオ・ユートピア』Vol.57
大杉宜弘さん描き下しの「ジャングル黒ベエ」たちの表紙もうれしいです

懐かしい初代シスコン坊やのCMアニメ(?)のセル画
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