モーリス・ホワイトさんに感謝
- 2016/07/31
- 07:56
ソウルグループ「アース・ウィンド&ファイアー」のリーダー、モーリス・ホワイトさんが、今年2月3日亡くなられました。
アース・ウィンド&ファイアーは、「September」や「That's the Way of the World(暗黒への挑戦)」、「After the Love Has Gone」、「Fantasy」、「Boogie Wonderland」など70年代から80年代にかけて、ヒット曲を続出してきたバンドです。
ファルセットのフィリップ・ベイリーとモーリスによるツインボーカル、そしてホーンセクションによる軽快かつメロディアスで明るいサウンドは、当時世界的にも大人気でした。
私も中学生の頃から、ホーンセクションの充実したバンド・サウンドが好みでした。ソウル・ファンクを意識するようになり、BTエクスプレスや、ブラス・コンストラクション、そしてタワーオブパワーなどのバンドが、特にお気に入りでした。
そんなある日、ラジオから流れた「September」を聴いたのです。軽快なキーボードとギターから入るイントロ、ホーン隊の明るいブロウ、盛り上がっていくメロディー、コーラスとホーンのからみが美しいサビと、一聴で虜になりました。
その後CD時代に入り、アース・ウィンド&ファイアーのアルバムを中古や輸入版などで探しました。
実は、そもそも私がホーンセクションの充実したサウンドに魅かれるようになったのは、『科学忍者隊ガッチャマン』の影響です。
ボブ佐久間さんが劇判音楽を担当された『ガッチャマン』や『宇宙の騎士テッカマン』、そして『ゴワッパー5ゴーダム』などのBGMは、アクションシーンなどにホーンが多用され、リズミカルで重厚な曲が多くありました。
音楽にも興味を拡げてくれたのが、子どもの頃に見ていたこれらの作品のBGMでした。
そして1994年に梅津泰臣さんのキャラクターでリメイクされたOVA『GATCHAMAN』では、なんと音楽をモーリス・ホワイトが担当してくれたのです。
残念ながら80年代以降、生音からシンセサイザーを多用するようになってましたので、以前の様な生音重視の厚いホーンは聴けませんでした。ただ、あのアース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトが、『ガッチャマン』の楽曲を手がけてくれたことは、自分にとって大きな出来事でした。
今でも、アース・ウィンド&ファイアーのアルバムはどれも愛聴しています。耳に馴染んだ曲を聴いていると、あの当時の思い出も蘇ります。
素晴らしい名曲の数々を残してくれた、モーリス・ホワイトさんに心より感謝いたします。

『SINKO MUSIC MOOK アース・ウインド&ファイアー 追悼モーリス・ホワイト』
(シンコーミュージック・エンタテインメント刊)
内容も素晴らしく、70年代育ちには追悼本の出版はありがたいことです。

アース・ウィンド&ファイアーの名盤と、1994年にモーリス・ホワイトとビル・メイヤーズが手掛けた
『GATCHAMAN』オリジナル・サウンドトラック。
当時、ジャケットイラストを長岡秀星さんが手掛けていたことも、誇らしく思っていました。
アース・ウィンド&ファイアーは、「September」や「That's the Way of the World(暗黒への挑戦)」、「After the Love Has Gone」、「Fantasy」、「Boogie Wonderland」など70年代から80年代にかけて、ヒット曲を続出してきたバンドです。
ファルセットのフィリップ・ベイリーとモーリスによるツインボーカル、そしてホーンセクションによる軽快かつメロディアスで明るいサウンドは、当時世界的にも大人気でした。
私も中学生の頃から、ホーンセクションの充実したバンド・サウンドが好みでした。ソウル・ファンクを意識するようになり、BTエクスプレスや、ブラス・コンストラクション、そしてタワーオブパワーなどのバンドが、特にお気に入りでした。
そんなある日、ラジオから流れた「September」を聴いたのです。軽快なキーボードとギターから入るイントロ、ホーン隊の明るいブロウ、盛り上がっていくメロディー、コーラスとホーンのからみが美しいサビと、一聴で虜になりました。
その後CD時代に入り、アース・ウィンド&ファイアーのアルバムを中古や輸入版などで探しました。
実は、そもそも私がホーンセクションの充実したサウンドに魅かれるようになったのは、『科学忍者隊ガッチャマン』の影響です。
ボブ佐久間さんが劇判音楽を担当された『ガッチャマン』や『宇宙の騎士テッカマン』、そして『ゴワッパー5ゴーダム』などのBGMは、アクションシーンなどにホーンが多用され、リズミカルで重厚な曲が多くありました。
音楽にも興味を拡げてくれたのが、子どもの頃に見ていたこれらの作品のBGMでした。
そして1994年に梅津泰臣さんのキャラクターでリメイクされたOVA『GATCHAMAN』では、なんと音楽をモーリス・ホワイトが担当してくれたのです。
残念ながら80年代以降、生音からシンセサイザーを多用するようになってましたので、以前の様な生音重視の厚いホーンは聴けませんでした。ただ、あのアース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトが、『ガッチャマン』の楽曲を手がけてくれたことは、自分にとって大きな出来事でした。
今でも、アース・ウィンド&ファイアーのアルバムはどれも愛聴しています。耳に馴染んだ曲を聴いていると、あの当時の思い出も蘇ります。
素晴らしい名曲の数々を残してくれた、モーリス・ホワイトさんに心より感謝いたします。

『SINKO MUSIC MOOK アース・ウインド&ファイアー 追悼モーリス・ホワイト』
(シンコーミュージック・エンタテインメント刊)
内容も素晴らしく、70年代育ちには追悼本の出版はありがたいことです。

アース・ウィンド&ファイアーの名盤と、1994年にモーリス・ホワイトとビル・メイヤーズが手掛けた
『GATCHAMAN』オリジナル・サウンドトラック。
当時、ジャケットイラストを長岡秀星さんが手掛けていたことも、誇らしく思っていました。
- テーマ:Soul, R&B, Funk
- ジャンル:音楽
- カテゴリ:音楽
- CM:0
- TB:0