鷺巣さんとの観劇
- 2016/09/11
- 10:42
『アニメ・プロデューサー 鷺巣政安』(ぶんか社刊)の著者としておなじみの鷺巣政安さんにお誘いいただき、昨日浅草に行ってきました。
共著者である但馬オサムさんもご一緒で、久しぶりに3人でお会いすることができました。
この夏84歳になったばかりの鷺巣さんのサギス節は まだまだ健在で、昔から現在のことまで次々にお話しいただきました。
私が以前、マシントレスのセル画は描線が劣化すると消えてしまうことがあると話したことを、鷺巣さんは覚えていたのでしょう。
マシントレスのセル画はそうかもしれないが、自分が保存している50年前のハンドトレスのセルが手元にあるが、まだ劣化していない、と言われて驚きました。 テレビアニメ初期の頃のTCJのトレッサーは、毎朝30分ハンドトレス用に花墨汁をするのが日課だったと、懐かしそうに教えてくれました。
アニメブーム時の作品より、もっと昔のハンドトレス時代のセルの方が、保存状態がいいとは皮肉にも感じます。
また、著書について周囲からも好評だということや、『サザエさん』の学年誌連載時代の思い出、そして唐十郎さんの赤テントの補修費を赤塚不二夫さんが出した現場に居合わせた時のことなど、いろいろお話しいただきました。
その後には、知り合いが出る芝居があるからと誘われ、浅草木馬館にご一緒しました。
鷺巣さんは、小さい頃から芝居好きで、東宝や帝劇、また浅草、新宿などで、軽演劇から唐十郎や寺山修司まで様々なジャンルを幅広く観てきました。観劇歴70年近くになる、大ベテランの見巧者でもいらっしゃいます。
現在浅草の木馬館では人気劇団の「劇団荒城」が公演中で、私も随分久しぶりに歌謡ショーと踊り、そしてお芝居という大衆演劇を観ました。
今回残念ながら鷺巣さんがお目当ての役者さんは休演でしたが、粋で元気な若手や、美しい女形、凛々しく艶やかな看板役者さんたちの熱演を3人で楽しく観ました。
その後に、軽くビールを飲みながら「僕はまだまだ好奇心旺盛だから、このままあっちこっちに首を突っ込んで、言葉は悪いけど死ぬまではっちゃけていたいんですよ」というお言葉をいただき、また嬉しくなりました。
鷺巣さん、楽しい夜をありがとうございました。

木馬館前に立つ鷺巣さん
共著者である但馬オサムさんもご一緒で、久しぶりに3人でお会いすることができました。
この夏84歳になったばかりの鷺巣さんのサギス節は まだまだ健在で、昔から現在のことまで次々にお話しいただきました。
私が以前、マシントレスのセル画は描線が劣化すると消えてしまうことがあると話したことを、鷺巣さんは覚えていたのでしょう。
マシントレスのセル画はそうかもしれないが、自分が保存している50年前のハンドトレスのセルが手元にあるが、まだ劣化していない、と言われて驚きました。 テレビアニメ初期の頃のTCJのトレッサーは、毎朝30分ハンドトレス用に花墨汁をするのが日課だったと、懐かしそうに教えてくれました。
アニメブーム時の作品より、もっと昔のハンドトレス時代のセルの方が、保存状態がいいとは皮肉にも感じます。
また、著書について周囲からも好評だということや、『サザエさん』の学年誌連載時代の思い出、そして唐十郎さんの赤テントの補修費を赤塚不二夫さんが出した現場に居合わせた時のことなど、いろいろお話しいただきました。
その後には、知り合いが出る芝居があるからと誘われ、浅草木馬館にご一緒しました。
鷺巣さんは、小さい頃から芝居好きで、東宝や帝劇、また浅草、新宿などで、軽演劇から唐十郎や寺山修司まで様々なジャンルを幅広く観てきました。観劇歴70年近くになる、大ベテランの見巧者でもいらっしゃいます。
現在浅草の木馬館では人気劇団の「劇団荒城」が公演中で、私も随分久しぶりに歌謡ショーと踊り、そしてお芝居という大衆演劇を観ました。
今回残念ながら鷺巣さんがお目当ての役者さんは休演でしたが、粋で元気な若手や、美しい女形、凛々しく艶やかな看板役者さんたちの熱演を3人で楽しく観ました。
その後に、軽くビールを飲みながら「僕はまだまだ好奇心旺盛だから、このままあっちこっちに首を突っ込んで、言葉は悪いけど死ぬまではっちゃけていたいんですよ」というお言葉をいただき、また嬉しくなりました。
鷺巣さん、楽しい夜をありがとうございました。

木馬館前に立つ鷺巣さん
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