シール/ステッカーの思い出 その2
- 2016/12/18
- 08:24
そもそもテレビアニメとオマケシールは、その始まりから関係の深いものでした。日本初の30分テレビシリーズである『鉄腕アトム』のスポンサーとなった明治製菓は、主力商品であるマーブルチョコレートに、小さな「アトムシール」をオマケにつけました。ライバルとされた『エイトマン』の提供スポンサーは丸美屋でした。その主力商品だったふりかけには「エイトマンシール」が封入されていました。
テレビアニメも黎明期だった当時は、まだ番組提供料も高騰しておらず、お菓子会社やふりかけ会社が単体でスポンサードできたのです。テレビアニメ初期、カネボウハリスが発売していた『宇宙エース』ガムには、やはりシールが付いていました。
最近はあまり見かけなくなりましたが、1970年代くらいまでは、写し絵シールという転写式のシールが多く出回っていました。これは、貼りたい場所にセロファン状のシール台紙を押し付け、硬いコインなどで擦りつければ、イラストが転写できるのです。
ただしっかり台紙を押さえていなければ、イラストがずれて無残なことになりました。コツをつかめれば簡単なのですが、最初の頃は結構失敗してしまい、悲しくなった思い出もあります。
ガムについたオマケシールは、板ガムさやの紙が、一枚だけ転写式のシールになっていました。駄菓子屋で、30円から50円くらいのガムを買って、どんなシールが出てくるのかが楽しみでした。
やはり、まだまだアニメが出回ってない時代です。パッケージやガムさや、そしてシールに描かれたアニメの絵はうれしいものだったのです。(つづく)

懐かしい板ガムのおまけシール
『無敵鋼人ダイターン3』、『家なき子』、『宇宙エース』です
テレビアニメも黎明期だった当時は、まだ番組提供料も高騰しておらず、お菓子会社やふりかけ会社が単体でスポンサードできたのです。テレビアニメ初期、カネボウハリスが発売していた『宇宙エース』ガムには、やはりシールが付いていました。
最近はあまり見かけなくなりましたが、1970年代くらいまでは、写し絵シールという転写式のシールが多く出回っていました。これは、貼りたい場所にセロファン状のシール台紙を押し付け、硬いコインなどで擦りつければ、イラストが転写できるのです。
ただしっかり台紙を押さえていなければ、イラストがずれて無残なことになりました。コツをつかめれば簡単なのですが、最初の頃は結構失敗してしまい、悲しくなった思い出もあります。
ガムについたオマケシールは、板ガムさやの紙が、一枚だけ転写式のシールになっていました。駄菓子屋で、30円から50円くらいのガムを買って、どんなシールが出てくるのかが楽しみでした。
やはり、まだまだアニメが出回ってない時代です。パッケージやガムさや、そしてシールに描かれたアニメの絵はうれしいものだったのです。(つづく)

懐かしい板ガムのおまけシール
『無敵鋼人ダイターン3』、『家なき子』、『宇宙エース』です
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