シール/ステッカーの思い出 その3
- 2016/12/25
- 08:16
アニメブームが起こる1977年(昭和52年)より以前の、テレビアニメがまだ「テレビまんが」と言われていた時代。テレビ局や広告代理店も、新番組を宣伝するためにそれぞれが力を入れていました。
第一話の放映日には、広告代理店などの社員総出で、都内の小学校に出向いてチラシやシールなどを配ったこともあったそうです。シールはターゲットである子どもたちにアピールできる、強力なツールだったのでしょう。
その頃私は地方在住だったので、キー局などが作成していた番宣シールの存在は知りませんでした。ただ番組提供の企業が、販促ツールとして作成したシールを、親がもらって帰ってくれることもありました。
だいたい大きくてもB6くらいのサイズでしたが、アニメのキャラクターの描かれたシールは、とても貴重なモノに思え、大事にしまっていました。
また出版社でも大手では自社刊行作品のアニメ化が決まるとそのシールを作成し、単行本などの書店用販促ツールとして配布していました。こちらは書店のレジ横に置いてあり、本を買うともらえたのです。
普通はアニメの放映スタート前に作るため、絵柄は原作マンガの絵か設定画のものが多かったのですが、キャラ設定の絵でもアニメの絵は魅力的に思えました。(つづく)

番宣用に作られたシール
『ゴワッパー5ゴーダム』、『タイガーマスク二世』、『冒険コロボックル』、『ドラえもん』です。
第一話の放映日には、広告代理店などの社員総出で、都内の小学校に出向いてチラシやシールなどを配ったこともあったそうです。シールはターゲットである子どもたちにアピールできる、強力なツールだったのでしょう。
その頃私は地方在住だったので、キー局などが作成していた番宣シールの存在は知りませんでした。ただ番組提供の企業が、販促ツールとして作成したシールを、親がもらって帰ってくれることもありました。
だいたい大きくてもB6くらいのサイズでしたが、アニメのキャラクターの描かれたシールは、とても貴重なモノに思え、大事にしまっていました。
また出版社でも大手では自社刊行作品のアニメ化が決まるとそのシールを作成し、単行本などの書店用販促ツールとして配布していました。こちらは書店のレジ横に置いてあり、本を買うともらえたのです。
普通はアニメの放映スタート前に作るため、絵柄は原作マンガの絵か設定画のものが多かったのですが、キャラ設定の絵でもアニメの絵は魅力的に思えました。(つづく)

番宣用に作られたシール
『ゴワッパー5ゴーダム』、『タイガーマスク二世』、『冒険コロボックル』、『ドラえもん』です。
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