『まんだらけZENBU』79号に、本田保則さんインタビュー
- 2017/01/14
- 11:41
季刊誌『まんだらけZENBU』の最新号が1月10日に発売されました。今号の特集では、第2特集の「ピープロ特集」が、マンガ・アニメファン的には嬉しいものでした。
『チョウチョウ交響曲』や『どんぐり天狗』など、うしおそうじさんのマンガ家時代のヒット作から珍しい赤本時代の作品。そしてピープロ時代の『怪傑ライオン丸』や『スペクトルマン』など、うしおそうじさん自ら描かれた直筆のラフ画まで網羅された、資料的にも価値のある特集です。
また、堤哲哉さんの連載『カード馬鹿一代』では、駄菓子屋カードの名作として、東映動画の『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣』のミニカードを紹介してくれています。
ライダーカードなどでは、さまざまな異種カードの存在がこれまで堤さんによって明らかになっていますが、まさかこの作品のカードまで存在していたとは知りませんでした。
この時代の長編作品『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』や『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』などのミニカードは、映画の画面をそのまま使用してくれていたので、当時アニメ好きの子どもにとっても、貴重でした。
この記事で、アニメ作品のミニカードを集めていた頃をまた懐かしく思い出しました。
さて、今号の「アニメーション・インタビュー」に登場されているのは、ベテラン録音監督の本田保則さんです。
本田さんは、現在も『ちびまる子ちゃん』や、『ドラゴンボール超』などの、人気作品の録音監督でいらっしゃいますが、そのキャリアのスタートは、初期のタツノコプロの『マッハGOGOGO』からでした。その放映開始が、1967年ですから、今年でキャリア50年を迎えたことになります。
偶然の出会いから吉田竜夫さんに誘われた本田さんは、竜夫さんの信頼も厚く『みなしごハッチ』まで、タツノコプロ側の録音現場担当を任されます。
そして、ご自身で録音演出の現場に立ちたいという強い思いから独立されました。ただその後も、吉田さんから指名を受け、『破裏拳ポリマー』や『宇宙の騎士テッカマン』の録音監督としてタツノコ作品を手がけられました。
今回の記事では、『ポリマー』で曽我部和行さんが主役に決定するまでの、吉田竜夫さんとの秘話を明かしておられます。
また、その後手がけた『宇宙戦艦ヤマト』シリーズでは、プロデューサーである西崎義展さんに振り回されたことや、『超時空要塞マクロス』や『天地無用! 魎皇鬼』などで出会った新しい才能などについても振り返ってくれています。
タツノコ作品や、『宇宙戦艦ヤマト』や『超時空要塞マクロス』などが当時好きだったアニメファンには、興味深いインタビュー記事です。

『まんだらけZENBU』79号(まんだらけ出版部)
表4で紹介された、水木しげるさん幻のデビュー作『赤電話』も見逃せません。
『チョウチョウ交響曲』や『どんぐり天狗』など、うしおそうじさんのマンガ家時代のヒット作から珍しい赤本時代の作品。そしてピープロ時代の『怪傑ライオン丸』や『スペクトルマン』など、うしおそうじさん自ら描かれた直筆のラフ画まで網羅された、資料的にも価値のある特集です。
また、堤哲哉さんの連載『カード馬鹿一代』では、駄菓子屋カードの名作として、東映動画の『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣』のミニカードを紹介してくれています。
ライダーカードなどでは、さまざまな異種カードの存在がこれまで堤さんによって明らかになっていますが、まさかこの作品のカードまで存在していたとは知りませんでした。
この時代の長編作品『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』や『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』などのミニカードは、映画の画面をそのまま使用してくれていたので、当時アニメ好きの子どもにとっても、貴重でした。
この記事で、アニメ作品のミニカードを集めていた頃をまた懐かしく思い出しました。
さて、今号の「アニメーション・インタビュー」に登場されているのは、ベテラン録音監督の本田保則さんです。
本田さんは、現在も『ちびまる子ちゃん』や、『ドラゴンボール超』などの、人気作品の録音監督でいらっしゃいますが、そのキャリアのスタートは、初期のタツノコプロの『マッハGOGOGO』からでした。その放映開始が、1967年ですから、今年でキャリア50年を迎えたことになります。
偶然の出会いから吉田竜夫さんに誘われた本田さんは、竜夫さんの信頼も厚く『みなしごハッチ』まで、タツノコプロ側の録音現場担当を任されます。
そして、ご自身で録音演出の現場に立ちたいという強い思いから独立されました。ただその後も、吉田さんから指名を受け、『破裏拳ポリマー』や『宇宙の騎士テッカマン』の録音監督としてタツノコ作品を手がけられました。
今回の記事では、『ポリマー』で曽我部和行さんが主役に決定するまでの、吉田竜夫さんとの秘話を明かしておられます。
また、その後手がけた『宇宙戦艦ヤマト』シリーズでは、プロデューサーである西崎義展さんに振り回されたことや、『超時空要塞マクロス』や『天地無用! 魎皇鬼』などで出会った新しい才能などについても振り返ってくれています。
タツノコ作品や、『宇宙戦艦ヤマト』や『超時空要塞マクロス』などが当時好きだったアニメファンには、興味深いインタビュー記事です。

『まんだらけZENBU』79号(まんだらけ出版部)
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