駄菓子屋で売られた、当たりが出るともらえるアルバムに貼っていく「コレクションカード」も、人気商品となりました。ある時期からこの「コレクションカード」のカードは、より貼りやすいシール形式に変わりました。名称もアマダ製は「シールコレクション」となっていたと思います。
その後、『劇場版 銀河鉄道999』、同じく劇場公開された『あしたのジョー』、そして『ムーの白鯨』や『宇宙大帝ゴッドシグマ』、『機動戦士ガンダム』、『燃えろアーサー』など、人気作品が次々に発売されました。
そのアルバムは、書店で売られていた本家の「ワールドスタンプブック」(講談社刊)に比べると、小型サイズでした。当初はB5でその後はもっとコンパクトにはなりましたが、指定された番号の箇所にシールを貼っていくと、自分だけの本ができあがる感じもして楽しむことができました。
なにより、たとえアルバムが当たらなくても、それぞれがシールになっていることも魅力でした。絵柄のクオリティの髙い『劇場版 機動戦士ガンダム』や『あしたのジョー』など、アニメの画面そのままがシールになっていたのは、やはりアニメ好きにとってはうれしいものです。
メーカーもアニメならなんでも受けると思ったのか、ヒーローものではない、いしいひさいちさん原作の『おじゃまんが山田くん』までシールコレクションが発売されました。個人的には好きな作品でうれしかったのですが、どれだけ売れるのか当時から疑問でした。
このシールコレクションはミニカードのように袋入りで売っていましたが、ひと箱分買ってもダブリが多く結局なかなか揃わず結構コンプリートを諦めたことも覚えています。(つづく)
『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』、『あしたのジョー』、
『燃えろアーサー』、『ムーの白鯨』など、様々な作品が出ていました
シールを貼るアルバムも、『装甲騎兵ボトムズ』など形の凝ったものもありました
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