シール/ステッカーの思い出 その8
- 2017/01/29
- 11:19
駄菓子屋で販売されていた「コレクションカード」もそうですが、アニメ関連のシールの世界が劇的に変わったのも、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場公開からでした。
1977年(昭和52年)に劇場版第一作が公開され、その前後から全国でアニメブームが爆発的に起こりました。その前から『ヤマト』だけでなく、『勇者ライディーン』や『海のトリトン』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『レインボー戦隊ロビン』など、草の根でファン活動を続けていた人たちもいました。
ただ、この劇場版公開がきっかけとなり、世間的にもアニメブームが爆発したのです。
一般の雑誌やテレビ番組のワイドショーなどでも、アニメやアニメブームが取り上げられるようになりました。
それまでにはなかったアニメショップも各地に誕生し、以前は子ども向けものもしかなかったグッズも、絵はがきなどティーン向けに洗練されたものが次々に登場し始めます。
アニメムックの付録にもシールが付きましたし、アニメファン向けにステッカーなども販売され始めたのです。
そして、劇場版の完全新作『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の公開で、アニメファン向けの商品展開は駄菓子屋の商品にも波及します。
前述の「シールコレクション」も始まりは、『さらば宇宙戦艦ヤマト』でした。そして、駄菓子屋でも『ヤマト』のメカニックやキャラクターのステッカーが販売されたのです。しかも、セル画そのままの絵を使用してたのもうれしいことでした。
絵柄も何種類かあり、当時集めていたアニメファンは結構いるはずです。私の通っていた店も、すぐに売り切れて何度も再入荷を繰り返していました。これは日本全国で起こっていたでしょうから、このシールもかなりのヒット商品となったと思います。
中高生のアニメファンだけでなく、下の世代も、アニメ絵の格好良さに改めて気づいたのでしょう。その後、駄菓子屋で売られる商品もアニメの絵そのものを使用したものが増えていきました。(つづく)

野村トーイ『宇宙戦艦ヤマト』ステッカー
1977年(昭和52年)に劇場版第一作が公開され、その前後から全国でアニメブームが爆発的に起こりました。その前から『ヤマト』だけでなく、『勇者ライディーン』や『海のトリトン』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『レインボー戦隊ロビン』など、草の根でファン活動を続けていた人たちもいました。
ただ、この劇場版公開がきっかけとなり、世間的にもアニメブームが爆発したのです。
一般の雑誌やテレビ番組のワイドショーなどでも、アニメやアニメブームが取り上げられるようになりました。
それまでにはなかったアニメショップも各地に誕生し、以前は子ども向けものもしかなかったグッズも、絵はがきなどティーン向けに洗練されたものが次々に登場し始めます。
アニメムックの付録にもシールが付きましたし、アニメファン向けにステッカーなども販売され始めたのです。
そして、劇場版の完全新作『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の公開で、アニメファン向けの商品展開は駄菓子屋の商品にも波及します。
前述の「シールコレクション」も始まりは、『さらば宇宙戦艦ヤマト』でした。そして、駄菓子屋でも『ヤマト』のメカニックやキャラクターのステッカーが販売されたのです。しかも、セル画そのままの絵を使用してたのもうれしいことでした。
絵柄も何種類かあり、当時集めていたアニメファンは結構いるはずです。私の通っていた店も、すぐに売り切れて何度も再入荷を繰り返していました。これは日本全国で起こっていたでしょうから、このシールもかなりのヒット商品となったと思います。
中高生のアニメファンだけでなく、下の世代も、アニメ絵の格好良さに改めて気づいたのでしょう。その後、駄菓子屋で売られる商品もアニメの絵そのものを使用したものが増えていきました。(つづく)

野村トーイ『宇宙戦艦ヤマト』ステッカー
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