金山明博さんとの不思議なご縁 その2
- 2014/07/28
- 07:08
その頃、学生時代からいつも通っていたまんだらけの古川社長から、「これからアニメーションの記事も積極的にやっていきたいけれど、どんな感じで取り上げたらいいだろうか」と、連絡をいただきました。アニメ関係に特化した蒐集を長年続けていたので、覚えていてくださったのでしょう。
最初は『ルパン三世』の特集をしたい、ということでした。それなら原作者であるモンキー・パンチさんのインタビューがまず第一でしょうが、アニメでのインタビューでしたらと、ある提案をさせていただきました。
『ルパン三世』といえば、既存のアニメ誌では、だいたい一様に大塚康生さんや宮崎駿さんを取り上げていました。ただ『まんだらけ』という媒体でならば、第2シリーズの北原健雄さんを推します、と提案したのです。
緑ジャケットのルパンの評価は既に定着していましたが、ファン層を拡げた赤ジャケットのルパンファンもかなり多いハズだと思ったのです。実際に取り上げていただき、読者の評判もよかったようでした。
その特集も好評だったので、続く2回目は広くアニメーション特集をやってみたいということでした。そこで、虫プロで『ジャングル大帝』や『ムーミン』、『あしたのジョー』を手掛け、サンライズでも『超電磁ロボ コン・バトラーV』や、『超電磁マシーン ボルテスV』など、動物からメルヘン物、スポ根、そしてロボットアニメまで幅広いジャンルを手掛けてこられた金山さんを推薦させていただいたのです。
金山さんは『あしたのジョー』や、『ボルテスV』、『闘将ダイモス』などの劇画調のアニメで、アニメファンには人気のアニメーターでした。プリンス・ハイネルやリヒテル、アイザム、メルビなど、美形キャラの生みの親として、女性ファンに大人気だったのです。
ただ、実際には『ムーミン』や『まんが世界昔ばなし』のOP、『最強ロボ ダイオージャ』のエンディングなど、可愛らしいメルヘンものでも印象に残るお仕事をしておられましたので、そのあたりのことも個人的には知りたいと思っていました。
金山さんからも、意外にもどちらかと言うとそんな「カワイイもの系」作品に行こうかと思ったと、その際お聞きすることが出来ました。(つづく)

30年以上探してきた金山さんの作品が掲載された劇画誌の一部
最初は『ルパン三世』の特集をしたい、ということでした。それなら原作者であるモンキー・パンチさんのインタビューがまず第一でしょうが、アニメでのインタビューでしたらと、ある提案をさせていただきました。
『ルパン三世』といえば、既存のアニメ誌では、だいたい一様に大塚康生さんや宮崎駿さんを取り上げていました。ただ『まんだらけ』という媒体でならば、第2シリーズの北原健雄さんを推します、と提案したのです。
緑ジャケットのルパンの評価は既に定着していましたが、ファン層を拡げた赤ジャケットのルパンファンもかなり多いハズだと思ったのです。実際に取り上げていただき、読者の評判もよかったようでした。
その特集も好評だったので、続く2回目は広くアニメーション特集をやってみたいということでした。そこで、虫プロで『ジャングル大帝』や『ムーミン』、『あしたのジョー』を手掛け、サンライズでも『超電磁ロボ コン・バトラーV』や、『超電磁マシーン ボルテスV』など、動物からメルヘン物、スポ根、そしてロボットアニメまで幅広いジャンルを手掛けてこられた金山さんを推薦させていただいたのです。
金山さんは『あしたのジョー』や、『ボルテスV』、『闘将ダイモス』などの劇画調のアニメで、アニメファンには人気のアニメーターでした。プリンス・ハイネルやリヒテル、アイザム、メルビなど、美形キャラの生みの親として、女性ファンに大人気だったのです。
ただ、実際には『ムーミン』や『まんが世界昔ばなし』のOP、『最強ロボ ダイオージャ』のエンディングなど、可愛らしいメルヘンものでも印象に残るお仕事をしておられましたので、そのあたりのことも個人的には知りたいと思っていました。
金山さんからも、意外にもどちらかと言うとそんな「カワイイもの系」作品に行こうかと思ったと、その際お聞きすることが出来ました。(つづく)

30年以上探してきた金山さんの作品が掲載された劇画誌の一部
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