石黒昇さんのお墓参り
- 2017/03/22
- 07:37
アニメーション演出家・石黒昇さんのお墓参りに行って参りました。
石黒さんは、今から5年前の2012年3月20日に74歳で亡くなられました。
石黒昇さんといえば学生時代、虫プロの『鉄腕アトム』放映中にスタジオに通い続け、シリーズ後半には外注の大西プロの原画として参加。また『ビッグX』、『ゼロ戦はやと』などの原画や、『海底少年マリン』の絵コンテを手掛けるなど、アニメ黎明期より活躍してこられました。
その後も、『ムーミン』や『あしたのジョー』、『ド根性ガエル』などの演出を手掛け、『宇宙戦艦ヤマト』のチーフディレクター、『超時空要塞マクロス』や『メガゾーン23』、『銀河英雄伝説』の総監督など、数々の名作を手掛けておられます。
温和で人望の厚かった石黒さんは、手塚プロで『鉄腕アトム』をリメイクする際にもチーフディレクターに招かれています。これは、手塚治虫さんからの信頼も厚かったことを物語っているでしょう。
今回は、亡くなられて5回忌ということで、アートランド現社長である岡野国治さんのお声掛けで有志がお墓参りに集まりました。
『超時空要塞マクロス』のキャラクターデザインを担当された美樹本晴彦さんを始め、『銀河英雄伝説』、『タイタニア』にたずさわられたプロデューサーの菊川幸夫さん、『宇宙戦艦ヤマト』制作時から親交のあった氷川竜介さん、『蟲師』の監督を務められた長濱博史さん、アトリエローク07の森元茂さん、代々木アニメーション時代のゼミ出身者、アメリカでのアニメイベントでお付き合いのあった海外スタッフ、そしてアートランドOB、OGの諸氏などまで、総勢50名近くの方がご焼香されました。
当日は奥様が石黒監督のお孫さんをお二人連れていらっしゃっていましたが、その顔にはどことなく石黒さんの面影が重なり、感慨深く感じました。
石黒さんのDNAは、お孫さんたちに継がれていますが、残されたお仕事も作品を通じてこれからも私たちの心に残っていくでしょう。
ご焼香させていただき、これまで素晴らしい作品を見せていただいたことを改めて感謝申し上げました。

墓前には、お好きだったタバコも献じられました
石黒さんは、今から5年前の2012年3月20日に74歳で亡くなられました。
石黒昇さんといえば学生時代、虫プロの『鉄腕アトム』放映中にスタジオに通い続け、シリーズ後半には外注の大西プロの原画として参加。また『ビッグX』、『ゼロ戦はやと』などの原画や、『海底少年マリン』の絵コンテを手掛けるなど、アニメ黎明期より活躍してこられました。
その後も、『ムーミン』や『あしたのジョー』、『ド根性ガエル』などの演出を手掛け、『宇宙戦艦ヤマト』のチーフディレクター、『超時空要塞マクロス』や『メガゾーン23』、『銀河英雄伝説』の総監督など、数々の名作を手掛けておられます。
温和で人望の厚かった石黒さんは、手塚プロで『鉄腕アトム』をリメイクする際にもチーフディレクターに招かれています。これは、手塚治虫さんからの信頼も厚かったことを物語っているでしょう。
今回は、亡くなられて5回忌ということで、アートランド現社長である岡野国治さんのお声掛けで有志がお墓参りに集まりました。
『超時空要塞マクロス』のキャラクターデザインを担当された美樹本晴彦さんを始め、『銀河英雄伝説』、『タイタニア』にたずさわられたプロデューサーの菊川幸夫さん、『宇宙戦艦ヤマト』制作時から親交のあった氷川竜介さん、『蟲師』の監督を務められた長濱博史さん、アトリエローク07の森元茂さん、代々木アニメーション時代のゼミ出身者、アメリカでのアニメイベントでお付き合いのあった海外スタッフ、そしてアートランドOB、OGの諸氏などまで、総勢50名近くの方がご焼香されました。
当日は奥様が石黒監督のお孫さんをお二人連れていらっしゃっていましたが、その顔にはどことなく石黒さんの面影が重なり、感慨深く感じました。
石黒さんのDNAは、お孫さんたちに継がれていますが、残されたお仕事も作品を通じてこれからも私たちの心に残っていくでしょう。
ご焼香させていただき、これまで素晴らしい作品を見せていただいたことを改めて感謝申し上げました。

墓前には、お好きだったタバコも献じられました