ビデオソフトの時代 ⑥
- 2017/04/23
- 09:13
1984年(昭和59年)は、アニメの映像ソフト業界にも革命的な年になりました。
この頃までは通常、劇場版アニメ作品のソフトが公開から一年も経たずに発売されることはありませんでした。それが、『超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか』や『風の谷のナウシカ』など話題となった人気作のビデオソフトが、公開から半年もしないうちに発売されたのです。
日本全国にあっという間に乱立したレンタル店によるレンタル市場だけでなく、個人で購入するファンが多いことをソフトメーカーも分かったのでしょう。
一本1万4、5千円くらいする高価なソフトで、今より物価も高かった時代でしたが、それぞれのファンたちは作品を手元に置くため必死にお金を貯め購入していきました。
それが思わぬ好セールスを記録したのです。アニメビデオ市場はニーズがあるということを、ソフトメーカーもより認識したと思います。
こうしてこの頃のアニメビデオソフトは、
【1】テレビシリーズの総集編や再編集、寄りぬきエピソード集
【2】劇場版作品
【3】オリジナルビデオ作品
以上、3つのジャンルがメインとなりました。
まだまだビデオソフトの値段が高価だったこの頃、テレビシリーズ全話がビデオソフト化されることはめったにありません。ですから私も、好きな作品の再放送があれば、まだ必死に録画し続ける日々でした。(つづく)

バンダイエモーションから、1983年から85年くらいに発売されたビデオソフト
『魔法のプリンセス ミンキーモモⅡグラフィティ』、『さすがの猿飛 キャラ・グラフィティー』
『あしたのジョー2 対金龍飛戦①』
この頃までは通常、劇場版アニメ作品のソフトが公開から一年も経たずに発売されることはありませんでした。それが、『超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか』や『風の谷のナウシカ』など話題となった人気作のビデオソフトが、公開から半年もしないうちに発売されたのです。
日本全国にあっという間に乱立したレンタル店によるレンタル市場だけでなく、個人で購入するファンが多いことをソフトメーカーも分かったのでしょう。
一本1万4、5千円くらいする高価なソフトで、今より物価も高かった時代でしたが、それぞれのファンたちは作品を手元に置くため必死にお金を貯め購入していきました。
それが思わぬ好セールスを記録したのです。アニメビデオ市場はニーズがあるということを、ソフトメーカーもより認識したと思います。
こうしてこの頃のアニメビデオソフトは、
【1】テレビシリーズの総集編や再編集、寄りぬきエピソード集
【2】劇場版作品
【3】オリジナルビデオ作品
以上、3つのジャンルがメインとなりました。
まだまだビデオソフトの値段が高価だったこの頃、テレビシリーズ全話がビデオソフト化されることはめったにありません。ですから私も、好きな作品の再放送があれば、まだ必死に録画し続ける日々でした。(つづく)

バンダイエモーションから、1983年から85年くらいに発売されたビデオソフト
『魔法のプリンセス ミンキーモモⅡグラフィティ』、『さすがの猿飛 キャラ・グラフィティー』
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