『ゲッターロボ』ミニカード 山勝版の謎①
- 2017/07/08
- 13:56
1970年代初頭にカルビーの「仮面ライダースナック」のオマケとして、大ヒットとなったミニカード。その後、駄菓子屋でも各社からミニカードが続々販売されました。
初期は、絵柄が分からないように水色の封筒に2枚のカードが入って売価は10円でした。特撮やアニメはもちろん、『サーキットの狼』などの人気マンガやスーパーカー、電車、大相撲、プロレスなど、子ども達に人気のジャンルが次々とミニカード化されました。
まだインターネットはおろかビデオやアニメ雑誌などもなく、情報が乏しかった時代です。アニメの画面と、裏面に書かれた作品情報が手に入るミニカードは、アニメ好きの子どもたちにとってありがたいものでした。
中でも1974年(昭和49年)から放映された『ゲッターロボ』(原作/永井豪・石川賢)のミニカードは、今でも印象に残っています。
『マジンガーZ』(原作/永井豪)に続く、東映動画と永井豪さんが組んだ巨大ロボットアニメです。3体のマシンが合体するという、画期的な設定が新鮮でした。
先行していた本家の『マジンガーZ』は、カルビースナックのおまけカードでした。そして、この『ゲッターロボ』は各社の期待も高かったのか、ミニカード大手の天田、丸昌、山勝の三社がそれぞれ販売するという、異例のヒット商品となりました。
しかも各社とも、初期は本編フィルムの画像を使用しました。絵柄はまだメーカー側も子ども向けということを意識していたのでしょう、ロボットや敵メカ、敵キャラ、そして戦闘シーンがメインです。これは、大ヒットだった「ライダーカード」のフォーマットを踏襲していたとも考えられます。
私はアニメ版の小松原一男さんや野田卓雄さんたちの作画が好きでしたので、たまに竜馬や隼人などキャラクターの登場するカードが出てくるとうれしかったものでした。(つづく)

天田『ゲッターロボ』ミニカード
キャラクターの絵柄はめったにありあませんでした。
初期は、絵柄が分からないように水色の封筒に2枚のカードが入って売価は10円でした。特撮やアニメはもちろん、『サーキットの狼』などの人気マンガやスーパーカー、電車、大相撲、プロレスなど、子ども達に人気のジャンルが次々とミニカード化されました。
まだインターネットはおろかビデオやアニメ雑誌などもなく、情報が乏しかった時代です。アニメの画面と、裏面に書かれた作品情報が手に入るミニカードは、アニメ好きの子どもたちにとってありがたいものでした。
中でも1974年(昭和49年)から放映された『ゲッターロボ』(原作/永井豪・石川賢)のミニカードは、今でも印象に残っています。
『マジンガーZ』(原作/永井豪)に続く、東映動画と永井豪さんが組んだ巨大ロボットアニメです。3体のマシンが合体するという、画期的な設定が新鮮でした。
先行していた本家の『マジンガーZ』は、カルビースナックのおまけカードでした。そして、この『ゲッターロボ』は各社の期待も高かったのか、ミニカード大手の天田、丸昌、山勝の三社がそれぞれ販売するという、異例のヒット商品となりました。
しかも各社とも、初期は本編フィルムの画像を使用しました。絵柄はまだメーカー側も子ども向けということを意識していたのでしょう、ロボットや敵メカ、敵キャラ、そして戦闘シーンがメインです。これは、大ヒットだった「ライダーカード」のフォーマットを踏襲していたとも考えられます。
私はアニメ版の小松原一男さんや野田卓雄さんたちの作画が好きでしたので、たまに竜馬や隼人などキャラクターの登場するカードが出てくるとうれしかったものでした。(つづく)

天田『ゲッターロボ』ミニカード
キャラクターの絵柄はめったにありあませんでした。
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:ミニカードの時代
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