幅広い年齢の横山光輝ファンが集まる交流会
- 2017/10/15
- 09:55
昨日、埼玉県の戸田市立図書館上戸田分館で行われた「横山光輝ファンミーティング2017」に、参加させていただきました。
横山光輝作品のファンたちのゆるやかな集いで、今年で4回目だそうです。
参加者は25人ほどでしたが、30代から60代までの男女と年齢も幅広く層の厚さを感じました。古くからのファンから、ここ数年SNS上で知り合った若いファンまで楽しく談笑されているのが印象的でした。
毎回テーマが決まっており、今回は『伊賀の影丸』でした。開始前には、珍しい人形劇『伊賀の影丸』が紹介されていました。
会場には、単行本やシール、レコードなど『影丸』関連グッズが所狭しと並べられており、古参ファンでも知らない品も多く参加者はみんな熱心に見ていました。
これらは、今回の主催者で横山光輝ファンとしておなじみの今入さん所有のものだそうです。改めて、そのコレクションの幅広さと、作品愛に圧倒されました。
イベントのスタートは、今入さんによる『影丸』関連グッズのレポートです。
連載された『少年サンデー』や、種類の違う単行本、珍しいグッズ、海外版書籍。そしてソノシートなど、次々にプロジェクターで紹介されました。
また、70年代にテレビ紙芝居として放映された『伊賀の影丸』の、ソノシートを使った番組再現も行われました。
第2部からは、若き『闇の土鬼』ファンである、ないとさんによる「土鬼模様」の研究発表。そして参加者の紹介が行われた後には、エラリー・クイーン研究家である飯城勇三さんが、横山光輝さんの中国史作品研究を語ってくれました。
休憩をはさんでは、会のメインイベントである毎回難問続出のクイズ大会です。
『伊賀の影丸』ゲストキャラクターの名前が17人挙げられ、三つのコマから本物を当てるという問題が出されました。これがかなりの難問で、全問正解出来たのは1人だけでした。
今入さんによる各答案の厳正な採点の間は、ビンゴ大会で盛り上がりました。リーチは続出するのですが、なぜかビンゴがなかなか出ず、白熱した大会となりました。
最後は、忍者つながりということで、『隠密剣士』や、『忍者部隊月光』、『風のフジ丸』、『サスケ』、『ワタリ』など映像作品の話題でも、盛り上がりました。
終了後は近所のファミレスに場を移し、様々なファン談義に花を咲かせました。そこでは先ほど行われたクイズ大会の景品として、珍しいグッズも配布されました。全問正解者への賞品は、なんと『伊賀の影丸』連載第1回が掲載された貴重な『少年サンデー』です。状態の良い本を手にし、優勝者も喜んでいました。
毎回会の企画を考え、運営をされる今入さんたちには、頭が下がります。ご自身が横山ファンであるだけでなく、集まるファンの人たちそれぞれに喜んでもらおうとしている姿勢だからこそ、これだけの人が集まるのでしょう。
次回のテーマを何にするのか、今入さんを中心に解散前に真剣に談義している皆さんの表情も楽しそうでした。

当日展示された『伊賀の影丸』グッズの数々。これでも3分の1だそうです。

古くからのファンでも知らないグッズが。右下には珍しいTV紙芝居版『伊賀の影丸』ソノシートも

人形劇版『伊賀の影丸』の大きなポスターがひと際目立ってました
横山光輝作品のファンたちのゆるやかな集いで、今年で4回目だそうです。
参加者は25人ほどでしたが、30代から60代までの男女と年齢も幅広く層の厚さを感じました。古くからのファンから、ここ数年SNS上で知り合った若いファンまで楽しく談笑されているのが印象的でした。
毎回テーマが決まっており、今回は『伊賀の影丸』でした。開始前には、珍しい人形劇『伊賀の影丸』が紹介されていました。
会場には、単行本やシール、レコードなど『影丸』関連グッズが所狭しと並べられており、古参ファンでも知らない品も多く参加者はみんな熱心に見ていました。
これらは、今回の主催者で横山光輝ファンとしておなじみの今入さん所有のものだそうです。改めて、そのコレクションの幅広さと、作品愛に圧倒されました。
イベントのスタートは、今入さんによる『影丸』関連グッズのレポートです。
連載された『少年サンデー』や、種類の違う単行本、珍しいグッズ、海外版書籍。そしてソノシートなど、次々にプロジェクターで紹介されました。
また、70年代にテレビ紙芝居として放映された『伊賀の影丸』の、ソノシートを使った番組再現も行われました。
第2部からは、若き『闇の土鬼』ファンである、ないとさんによる「土鬼模様」の研究発表。そして参加者の紹介が行われた後には、エラリー・クイーン研究家である飯城勇三さんが、横山光輝さんの中国史作品研究を語ってくれました。
休憩をはさんでは、会のメインイベントである毎回難問続出のクイズ大会です。
『伊賀の影丸』ゲストキャラクターの名前が17人挙げられ、三つのコマから本物を当てるという問題が出されました。これがかなりの難問で、全問正解出来たのは1人だけでした。
今入さんによる各答案の厳正な採点の間は、ビンゴ大会で盛り上がりました。リーチは続出するのですが、なぜかビンゴがなかなか出ず、白熱した大会となりました。
最後は、忍者つながりということで、『隠密剣士』や、『忍者部隊月光』、『風のフジ丸』、『サスケ』、『ワタリ』など映像作品の話題でも、盛り上がりました。
終了後は近所のファミレスに場を移し、様々なファン談義に花を咲かせました。そこでは先ほど行われたクイズ大会の景品として、珍しいグッズも配布されました。全問正解者への賞品は、なんと『伊賀の影丸』連載第1回が掲載された貴重な『少年サンデー』です。状態の良い本を手にし、優勝者も喜んでいました。
毎回会の企画を考え、運営をされる今入さんたちには、頭が下がります。ご自身が横山ファンであるだけでなく、集まるファンの人たちそれぞれに喜んでもらおうとしている姿勢だからこそ、これだけの人が集まるのでしょう。
次回のテーマを何にするのか、今入さんを中心に解散前に真剣に談義している皆さんの表情も楽しそうでした。

当日展示された『伊賀の影丸』グッズの数々。これでも3分の1だそうです。

古くからのファンでも知らないグッズが。右下には珍しいTV紙芝居版『伊賀の影丸』ソノシートも

人形劇版『伊賀の影丸』の大きなポスターがひと際目立ってました
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