金山明博さんにお会いしました
- 2017/11/26
- 11:28
アニメーターの金山明博さんに、久しぶりにお会いしてきました。
5月に倉敷で行った個展以来ご体調のこともあり、これまで少々活動を控えておられたそうです。
今回は、金山さんの劇画家時代の『剣豪伝』掲載誌が手に入ったので、お持ちしました。掲載されたのは『劇画ファン5号』(すずらん出版社)です。
執筆者も佐藤まさあきさんや山森ススムさん、望月あきらさんなど、当時の人気劇画家が揃っており、その方たちと伍して入っていたことからも、当時期待の新人だったことが分かります。
発行は多分1961年(昭和36年)ですから、金山さんが21歳くらいの時になります。この頃金山さんは、佐藤まさあきさんのアシスタントに出向くことが多く、佐藤さんの紹介で執筆されることになったそうです。
内容は、当時お好きだったという時代劇です。不思議なことに金山さんの時代モノはこれ一作だけだったそうで、久しぶりの自作との再会に懐かしく振り返っていただきました。
「この頃は絵に迷いがありませんね。アニメに入ったら、もう迷いっぱなしでしたよ」とページをめくりながら苦笑されていました。シャープな描線とダイナミックなアクション、ばっちり決まった構図と魅力的なキャラクターは今も新鮮です。さすがは金山さんの作で、のちのアニメ時代も彷彿とさせる内容でした。
そのほか、今年9月25日に荻窪で行われた「塩山紀生さんを偲ぶ会」のことや、執筆中の作品や構想中のことなど、いろいろお話いただきました。
その後ちょっと足を伸ばし、佐藤好春さんの出版記念展が行われている西荻窪のササユリカフェにもお邪魔してきました。
現在は、あと2年後に予定している次の個展に向けて、創作を続けておられるそうです。今年の岡山でも、健在振りをファンに見せてくれた金山さんです。
今後どのような作品を発表してくださるか、これからも楽しみです。

『劇画ファン5号』(すずらん出版社)の『剣豪伝』扉

ササユリカフェ屋外で。相変わらず格好良い金山さんです。
5月に倉敷で行った個展以来ご体調のこともあり、これまで少々活動を控えておられたそうです。
今回は、金山さんの劇画家時代の『剣豪伝』掲載誌が手に入ったので、お持ちしました。掲載されたのは『劇画ファン5号』(すずらん出版社)です。
執筆者も佐藤まさあきさんや山森ススムさん、望月あきらさんなど、当時の人気劇画家が揃っており、その方たちと伍して入っていたことからも、当時期待の新人だったことが分かります。
発行は多分1961年(昭和36年)ですから、金山さんが21歳くらいの時になります。この頃金山さんは、佐藤まさあきさんのアシスタントに出向くことが多く、佐藤さんの紹介で執筆されることになったそうです。
内容は、当時お好きだったという時代劇です。不思議なことに金山さんの時代モノはこれ一作だけだったそうで、久しぶりの自作との再会に懐かしく振り返っていただきました。
「この頃は絵に迷いがありませんね。アニメに入ったら、もう迷いっぱなしでしたよ」とページをめくりながら苦笑されていました。シャープな描線とダイナミックなアクション、ばっちり決まった構図と魅力的なキャラクターは今も新鮮です。さすがは金山さんの作で、のちのアニメ時代も彷彿とさせる内容でした。
そのほか、今年9月25日に荻窪で行われた「塩山紀生さんを偲ぶ会」のことや、執筆中の作品や構想中のことなど、いろいろお話いただきました。
その後ちょっと足を伸ばし、佐藤好春さんの出版記念展が行われている西荻窪のササユリカフェにもお邪魔してきました。
現在は、あと2年後に予定している次の個展に向けて、創作を続けておられるそうです。今年の岡山でも、健在振りをファンに見せてくれた金山さんです。
今後どのような作品を発表してくださるか、これからも楽しみです。

『劇画ファン5号』(すずらん出版社)の『剣豪伝』扉

ササユリカフェ屋外で。相変わらず格好良い金山さんです。
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