アニメ絵本の魅力⑪
- 2017/12/03
- 10:22
1978年(昭和53年)くらいまでは、アニメ絵本のメインのB5判サイズは、描き下ろしが主流でした。
それが『日本昔ばなし』以降、新たにフィルムを使ったそれより小さく角判サイズのアニメ絵本が、書店に置かれるようになったのです。
この影響はテレビアニメ作品ではない、通常の童話絵本にも波及していきました。1980年代に入ると、コンパクトサイズでセル画の絵を使った童話の絵本が続々登場します。
ポプラ社やブティック社、永岡書店など、各社からアニメ調の描き下ろしを使用した童話絵本が次々に発刊されました。
こうしてセル画を使ったコンパクトサイズの童話絵本は、いつのまにかヒットシリーズとなりました。サイズも手ごろで持ち歩きやすく、まず購買層である親たちに受け入れられました。
イラストもセル画を使用して、アニメーターがキャラクターを描き、背景は美術担当が描き下ろすスタイルです。有名なアニメーターも多数手掛けており、サイズは小さくても絵はきれいで、日頃からアニメに接している子どもたちにも喜ばれたのでしょう。
書店にもこのアニメ絵本専用のスタンドが並べられるようになっていました。
そのうちNHK教育TVなどで放映される幼児向けアニメ作品の絵本も、ハンディタイプで出るようになりました。
後年、テレビ東京系で放映された月岡貞夫さん原作の『あそぼトイちゃん』は、幼児向けの優しい世界が魅力でした。キャラクターもチャーミングでしたので、絵本も購入しました。(つづく)

小学館刊『あそぼトイちゃん』1,2、3巻とブティック社刊『ぶぶチャチャ』3巻
それが『日本昔ばなし』以降、新たにフィルムを使ったそれより小さく角判サイズのアニメ絵本が、書店に置かれるようになったのです。
この影響はテレビアニメ作品ではない、通常の童話絵本にも波及していきました。1980年代に入ると、コンパクトサイズでセル画の絵を使った童話の絵本が続々登場します。
ポプラ社やブティック社、永岡書店など、各社からアニメ調の描き下ろしを使用した童話絵本が次々に発刊されました。
こうしてセル画を使ったコンパクトサイズの童話絵本は、いつのまにかヒットシリーズとなりました。サイズも手ごろで持ち歩きやすく、まず購買層である親たちに受け入れられました。
イラストもセル画を使用して、アニメーターがキャラクターを描き、背景は美術担当が描き下ろすスタイルです。有名なアニメーターも多数手掛けており、サイズは小さくても絵はきれいで、日頃からアニメに接している子どもたちにも喜ばれたのでしょう。
書店にもこのアニメ絵本専用のスタンドが並べられるようになっていました。
そのうちNHK教育TVなどで放映される幼児向けアニメ作品の絵本も、ハンディタイプで出るようになりました。
後年、テレビ東京系で放映された月岡貞夫さん原作の『あそぼトイちゃん』は、幼児向けの優しい世界が魅力でした。キャラクターもチャーミングでしたので、絵本も購入しました。(つづく)

小学館刊『あそぼトイちゃん』1,2、3巻とブティック社刊『ぶぶチャチャ』3巻
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