金山明博さんに2018年のご挨拶

　金山明博さんに、お会いしてきました。
　今年の２月に誕生日を迎えられると、７９歳になられるそうです。ただいつも若々しく溌剌としていらっしゃるので、来年８０歳を迎えらえるとはまったく感じられません。
　今回は、とある企画のためにお会いいただきましたが、相変わらず豊富な話題は健在でした。
　幼少時の思い出からマンガ家修行時代、多忙なアニメーターの頃。そして、フランスやアメリカ、ロシア、中国など海外での体験、アニメ学校の先生としてとても苦労された事まで、面白おかしく話してくれました。
　知り合って２０年くらいになりますが、いつも会話は途切れません。金山さんは時事問題や社会問題まで常にアンテナを張っており、こちらにどう思うか聞いてこられます。常に情報をインプットしようとしているのです。
そのような柔軟な姿勢こそが、若々しくいらっしゃる秘訣なのかもしれません。
　昨晩も『朝まで生テレビ』を明け方まで見ていたそうで、そのタフぶりはいつも驚かされます。
　現在は、来年迎える８０歳に向けて記念の個展を準備されていらっしゃいます。絵やマンガの他に、これから『少年ケニア』のような絵物語にもチャレンジしてみたいとのことで、テーマももう決まっているそうです。まだまだ、描きたいことも多いとのことで楽しみです。
　実はサプライズで、今回もまたすごいものをご用意いただきました。
なんと『闘将ダイモス』のハレックの描き下ろしです。
　ハレックは、メルビやアイザムと並ぶ、放映当時大人気だったゲストキャラクターの一人です。
「星さんは、普通のキャラクターじゃ驚かないから、これにしたんですよ」と笑いながら見せていただきました。
　『闘将ダイモス』は１９７８年（昭和５３年）の放映です。
　そこに登場したゲストキャラクターのハレックを、当時の若々しく精悍なイメージのまま４０年経った今も描き出せるのです。金山さんは、やはり現在進行系のアーティストであることを改めて認識しました。
　進行中の企画も、いずれブログで報告したいと思っています。


金山さんとハレックの色紙です。