デニス・エドワーズに感謝
- 2018/02/14
- 20:37
ソウルボーカルグループ・テンプテーションズの元リードボーカル、デニス・エドワーズが2月1日73歳で亡くなったそうです。
テンプテーションズのリードボーカルといえば、初代のデビッド・ラフィンや、80年代のアリ・オリ・ウッドソンを思い浮かべる人が多いと思います。
私は本格的に聞き出したのが80年代に入ってからで、遅れてファンになった世代です。さすがに「マイ・ガール」などは聴いてましたが、初期からサイケデリック・ソウル時代の曲は後からでした。
最初に出会ったのは、ラジオから流れた「Power」でした。骨太の深みのある声のシャウトとリズムの強い楽曲なのに調和の取れたハーモニーに魅かれました。
ほかにもデニスのミディアム調の歌い込む曲も味わいがあり、歌手五人の個性が際立つテンプスのファンになりました。
当時人気だったリック・ジェイムズらをプロデューサーに迎えた『Reunion』というLPも好きでした。かつて在籍したシンガーが再結集したこのアルバムは、シングルになった「スタンディング・オン・ザ・トップ」以外にも名曲揃いで、学生時代はカセットテープに録音して何度も聴いていたものです。ただデビッド・ラフィンの声がかすれてしまっているのは、ショックでした。
次の『SurfaceThrills 』に続けて出た『 Back to Basics 』は、緑地にメンバーのイラストという味気ないジャケットです。ただ収録された「The Battle Song (I'm The One)」という曲が特に印象的でした。
同じモータウン出身の男性ボーカルグループ・フォートップスとの共演で、トップスのリードボーカル、リーバイ・スタッブスと堂々と渡り合うデニスの歌声もド迫力でした。フォートップスも好きでしたので、両雄が並び立つとにかく格好良い曲にハマりました。
この時期にデニス・エドワーズは一旦脱退しソロになりましたが、テンプスは次のアルバム『Truly for You』から新たなリードシンガー、アリ・オリを迎え大躍進を遂げます。
デニスもソロアルバムを出し、「Don’t Look Any Further」をヒットさせました。
ただその3年後の1987年には、もう一度グループに戻って『Together Again』を発表しました。
この頃になるとシャウターの宿命なのかデビッド・ラフィンのように声がかすれるようなり、かつての太くハりのある美声を覚えている者としては少々悲しくなったことも覚えています。
ビデオソフトで、デニスが在籍時の最新ライブ版『getready TheTemptations GREATEST HITS LIVE!』がこの頃出ていました。私は輸入版を買いましたが、メンバーそれぞれの歌声やダンス、そしてデニスの深みのある声も素晴らしく何度も繰り返し見ていました。
私にとってテンプスと言えば、やはりオーティス・ウイリアムス、メルヴィン・フランクリン、リチャード・ストリート、ロン・タイソン、そしてデニスの5人の印象が強いです。
素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれた、デニス・エドワーズに感謝です。

『getready TheTemptations GREATEST HITS LIVE!』VHS

デニス・エドワーズ『Don’t Look Any Further』LP
テンプテーションズのリードボーカルといえば、初代のデビッド・ラフィンや、80年代のアリ・オリ・ウッドソンを思い浮かべる人が多いと思います。
私は本格的に聞き出したのが80年代に入ってからで、遅れてファンになった世代です。さすがに「マイ・ガール」などは聴いてましたが、初期からサイケデリック・ソウル時代の曲は後からでした。
最初に出会ったのは、ラジオから流れた「Power」でした。骨太の深みのある声のシャウトとリズムの強い楽曲なのに調和の取れたハーモニーに魅かれました。
ほかにもデニスのミディアム調の歌い込む曲も味わいがあり、歌手五人の個性が際立つテンプスのファンになりました。
当時人気だったリック・ジェイムズらをプロデューサーに迎えた『Reunion』というLPも好きでした。かつて在籍したシンガーが再結集したこのアルバムは、シングルになった「スタンディング・オン・ザ・トップ」以外にも名曲揃いで、学生時代はカセットテープに録音して何度も聴いていたものです。ただデビッド・ラフィンの声がかすれてしまっているのは、ショックでした。
次の『SurfaceThrills 』に続けて出た『 Back to Basics 』は、緑地にメンバーのイラストという味気ないジャケットです。ただ収録された「The Battle Song (I'm The One)」という曲が特に印象的でした。
同じモータウン出身の男性ボーカルグループ・フォートップスとの共演で、トップスのリードボーカル、リーバイ・スタッブスと堂々と渡り合うデニスの歌声もド迫力でした。フォートップスも好きでしたので、両雄が並び立つとにかく格好良い曲にハマりました。
この時期にデニス・エドワーズは一旦脱退しソロになりましたが、テンプスは次のアルバム『Truly for You』から新たなリードシンガー、アリ・オリを迎え大躍進を遂げます。
デニスもソロアルバムを出し、「Don’t Look Any Further」をヒットさせました。
ただその3年後の1987年には、もう一度グループに戻って『Together Again』を発表しました。
この頃になるとシャウターの宿命なのかデビッド・ラフィンのように声がかすれるようなり、かつての太くハりのある美声を覚えている者としては少々悲しくなったことも覚えています。
ビデオソフトで、デニスが在籍時の最新ライブ版『getready TheTemptations GREATEST HITS LIVE!』がこの頃出ていました。私は輸入版を買いましたが、メンバーそれぞれの歌声やダンス、そしてデニスの深みのある声も素晴らしく何度も繰り返し見ていました。
私にとってテンプスと言えば、やはりオーティス・ウイリアムス、メルヴィン・フランクリン、リチャード・ストリート、ロン・タイソン、そしてデニスの5人の印象が強いです。
素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれた、デニス・エドワーズに感謝です。

『getready TheTemptations GREATEST HITS LIVE!』VHS

デニス・エドワーズ『Don’t Look Any Further』LP
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