中野で「J9シリーズ」3部作展 開催中
- 2018/04/21
- 09:14
中野ブロードウェイ3階「墓場の画廊」では、4月27日まで「旋風!烈風!!疾風!!! 銀河の墓場展」と題した展示が行われています。
アニメファンにとって、銀河旋風、烈風、疾風とくれば、やはり国際映画社の『銀河旋風ブライガー』、『銀河烈風バクシンガー』、『銀河疾風サスライガー』の「J9シリーズ」です。
製作会社が倒産してしまい、制作資料も散逸してしまったと聞いてましたので、どのようなものが公開されるのか見に行ってきました。
入口前のショーケースでは、当時販売されていた懐かしいタカトクトイスの合金ロボットや、絵本、ぬりえ、ロマンアルバム、そしてセル画、シナリオなどが展示されていました。
ケース右下には、J9命名の由来となったビデオデッキも設置され、原案とシリーズ構成者の山本優さんが当時欲しかったが高価で買えなかったソニーのベータマックス、と紹介されていました。
当時「ロマンアルバム」や「ソノラマアニメ文庫」など出版物では、『ブライガー』と『バクシンガー』は刊行されましたが、『サスライガー』は出されませんでした。
資料保存の観点から言えば、一度ムックなど出版物で紹介されると、一応印刷物として資料は残ります。しかし、出版の機会もなく制作プロダクションが無くなってしまうと、ゲストキャラクターなどの各話設定は散逸し、集め直すことが難しくなってしまうのです。
今回も、『ブライガー』、『バクシンガー』のキャラ原案や、サスライガーのメカ設定と変形パターンの展示、画面写真のパネルなどで、各話設定まではありませんでした。
『サスライガー』は、各話のゲストキャラデザインも韓国側ではなく、国内の小山涼さんや村田四郎さん、斎藤格さんが担当されました。
演出とアニメーターが机を並べて打ち合わせしていたこともあるのでしょう。バーディの両親やステファニア・バルドンヌ、ハイウェイスターなど、それぞれも各話のエピソードにピッタリでした。この意味で『サスライガー』は、三部作の中で一番まとまっていた気もします。
私も『サスライガー』のゲスト設定や動画はコツコツと集めてきましたが、なかなか揃えられません。
今回、会場ではJ9シリーズのTシャツやスマホケース、カンバッチ、アクリルキーホルダーなど、新商品も多数発売されていました。
これを機に、J9シリーズが注目を集め、散逸した資料なども発掘されて再度拡大した展示が行われるとうれしいです。

墓場の画廊前のショーケース。右下には、ソニーのビデオデッキが

『サスライガー』のゲストキャラ。バルジーニ、ジュディ、アイリーン、ビンセント・ショウ。
それぞれのエピソードが思い出されるゲストキャラクターです。
アニメファンにとって、銀河旋風、烈風、疾風とくれば、やはり国際映画社の『銀河旋風ブライガー』、『銀河烈風バクシンガー』、『銀河疾風サスライガー』の「J9シリーズ」です。
製作会社が倒産してしまい、制作資料も散逸してしまったと聞いてましたので、どのようなものが公開されるのか見に行ってきました。
入口前のショーケースでは、当時販売されていた懐かしいタカトクトイスの合金ロボットや、絵本、ぬりえ、ロマンアルバム、そしてセル画、シナリオなどが展示されていました。
ケース右下には、J9命名の由来となったビデオデッキも設置され、原案とシリーズ構成者の山本優さんが当時欲しかったが高価で買えなかったソニーのベータマックス、と紹介されていました。
当時「ロマンアルバム」や「ソノラマアニメ文庫」など出版物では、『ブライガー』と『バクシンガー』は刊行されましたが、『サスライガー』は出されませんでした。
資料保存の観点から言えば、一度ムックなど出版物で紹介されると、一応印刷物として資料は残ります。しかし、出版の機会もなく制作プロダクションが無くなってしまうと、ゲストキャラクターなどの各話設定は散逸し、集め直すことが難しくなってしまうのです。
今回も、『ブライガー』、『バクシンガー』のキャラ原案や、サスライガーのメカ設定と変形パターンの展示、画面写真のパネルなどで、各話設定まではありませんでした。
『サスライガー』は、各話のゲストキャラデザインも韓国側ではなく、国内の小山涼さんや村田四郎さん、斎藤格さんが担当されました。
演出とアニメーターが机を並べて打ち合わせしていたこともあるのでしょう。バーディの両親やステファニア・バルドンヌ、ハイウェイスターなど、それぞれも各話のエピソードにピッタリでした。この意味で『サスライガー』は、三部作の中で一番まとまっていた気もします。
私も『サスライガー』のゲスト設定や動画はコツコツと集めてきましたが、なかなか揃えられません。
今回、会場ではJ9シリーズのTシャツやスマホケース、カンバッチ、アクリルキーホルダーなど、新商品も多数発売されていました。
これを機に、J9シリーズが注目を集め、散逸した資料なども発掘されて再度拡大した展示が行われるとうれしいです。

墓場の画廊前のショーケース。右下には、ソニーのビデオデッキが

『サスライガー』のゲストキャラ。バルジーニ、ジュディ、アイリーン、ビンセント・ショウ。
それぞれのエピソードが思い出されるゲストキャラクターです。
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:国際映画社
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