金山明博さんのトークショー 開催迫る
- 2018/04/30
- 08:46
ゴールデンウィーク中の5月4日、まんだらけの「大まん祭」会期中の中野サンプラザで金山明博さんのトークショーが開かれます。
これは5月発売の書籍『伝説のアニメ職人(クリエーター)たち』第1巻(まんだらけ出版部刊)の出版を記念して行われるものです。
書籍『伝説のアニメ職人(クリエーター)たち』では、大工原章さん、森川信英さん、うしおそうじさん、荒木伸吾さん、石黒昇さん、鳥海久行さん、北原健雄さん、そして金山さんのインタビューが収録されています。巻末には書籍化特別企画として、金山さんに本誌取材以来19年ぶりのロングインタビューをさせていただきました。
金山さんといえば、劇画誌でデビュー後、『冒険王』(秋田書店)、『ぼくら』(講談社)、『少年キング』(少年画報社)などで連載を持ち、当時注目を集めていた新進気鋭のマンガ家でした。
ところが、担当編集の執拗な描き直し要求に爆発してペンを折り、手塚治虫さんの虫プロでアニメーターとして再出発されます。
虫プロでは劇画調の作画を任されることが多く、同社初の手塚原作でない「わんぱく探偵団」の作画監督を務められました。
『千夜一夜物語』のあとに参加した『あしたのジョー』でも、杉野昭夫さん、荒木伸吾さんとともに作画監督を担当され、その作画で多くのファンを魅了しました。
その後、虫プロ倒産後は、日本サンライズで『超電磁ロボ コン・バトラーV』や『超電磁マシーン ボルテスV』、そして『闘将ダイモス』など、長浜忠夫さんと組んでドラマチックな作品を手掛けられました。
考えてみれば、『巨人の星』の監督だった長浜さんと、『あしたのジョー』の作画監督だった金山さんという名匠がガッチリと組んだシリーズだったのですから、面白くならないハズはありません。私も毎週楽しみに、ドキドキして見ていた一人です。
金山さんは来年80歳を迎えられますが、まだまだ絵師としてエネルギッシュで元気に活動されています。実は今回、イベントでの特別販売として、以前金山さんが虫プロでの青春時代を振り返った連載マンガ『あめんぼうの詩』も、1冊にまとめて発売されることになりました。
金山さんも、できれば多くの皆さんに読んでいただきたいとおっしゃっておられます。
トークイベントは、5月4日(水曜)16時より、中野サンプラザ13階の「大まん祭」イベント会場にて行われます。入場無料で、どなたでもご覧になれます。金山さんも、皆さんとお会いできるのが楽しみとのことです。
いつも話題豊富な金山さんが、当日どのようなことをお話くださるのか、今から楽しみです。

マンガ家時代の人気作『ひみつ潜艦男爵艇』の貴重な原稿を見せていただきました
これは5月発売の書籍『伝説のアニメ職人(クリエーター)たち』第1巻(まんだらけ出版部刊)の出版を記念して行われるものです。
書籍『伝説のアニメ職人(クリエーター)たち』では、大工原章さん、森川信英さん、うしおそうじさん、荒木伸吾さん、石黒昇さん、鳥海久行さん、北原健雄さん、そして金山さんのインタビューが収録されています。巻末には書籍化特別企画として、金山さんに本誌取材以来19年ぶりのロングインタビューをさせていただきました。
金山さんといえば、劇画誌でデビュー後、『冒険王』(秋田書店)、『ぼくら』(講談社)、『少年キング』(少年画報社)などで連載を持ち、当時注目を集めていた新進気鋭のマンガ家でした。
ところが、担当編集の執拗な描き直し要求に爆発してペンを折り、手塚治虫さんの虫プロでアニメーターとして再出発されます。
虫プロでは劇画調の作画を任されることが多く、同社初の手塚原作でない「わんぱく探偵団」の作画監督を務められました。
『千夜一夜物語』のあとに参加した『あしたのジョー』でも、杉野昭夫さん、荒木伸吾さんとともに作画監督を担当され、その作画で多くのファンを魅了しました。
その後、虫プロ倒産後は、日本サンライズで『超電磁ロボ コン・バトラーV』や『超電磁マシーン ボルテスV』、そして『闘将ダイモス』など、長浜忠夫さんと組んでドラマチックな作品を手掛けられました。
考えてみれば、『巨人の星』の監督だった長浜さんと、『あしたのジョー』の作画監督だった金山さんという名匠がガッチリと組んだシリーズだったのですから、面白くならないハズはありません。私も毎週楽しみに、ドキドキして見ていた一人です。
金山さんは来年80歳を迎えられますが、まだまだ絵師としてエネルギッシュで元気に活動されています。実は今回、イベントでの特別販売として、以前金山さんが虫プロでの青春時代を振り返った連載マンガ『あめんぼうの詩』も、1冊にまとめて発売されることになりました。
金山さんも、できれば多くの皆さんに読んでいただきたいとおっしゃっておられます。
トークイベントは、5月4日(水曜)16時より、中野サンプラザ13階の「大まん祭」イベント会場にて行われます。入場無料で、どなたでもご覧になれます。金山さんも、皆さんとお会いできるのが楽しみとのことです。
いつも話題豊富な金山さんが、当日どのようなことをお話くださるのか、今から楽しみです。

マンガ家時代の人気作『ひみつ潜艦男爵艇』の貴重な原稿を見せていただきました