若林忠生さんの絵画「第54回都展」に出品
- 2018/11/24
- 08:29
上野の東京都美術館に行ってきました。
現在、東京都美術館は1月まで開催中の「ムンク展」への入場待ちの人たちで溢れ、大行列の賑わいでした。
実はその2階では「2018年 第54回都展」が行われていました。
都展は、東京都民美術展運営会の主催で、後援は東京都の公募展です。今回は、490点の力の入った作品が公開されていました。
私の目的は、第一動画の『黄金バット』や『妖怪人間ベム』のキャラクターデザインでおなじみの若林忠生さんの新作絵画です。
同館2階にある第3展示室と第4展示室には、油絵や水彩画、人物や動物画、そして風景画、抽象画、また大きな号数の大作など、バラエティに富んだ様々な応募作が展示されていました。
今回、若林さんの出品作は、「春うららの神田川」と、「中の島公園と明治丸」の2作です。
「春うららの神田川」は、御茶ノ水からみた神田川の情景でしょう。上段の高架を走る総武線の車両の黄色のラインも色鮮やかです。
川をこちらに向かっているのは、神田川クルーズの遊覧船でしょう。強い日差しにより、黒く映る水面に船影が反射している表現と、動きを感じさせる波は見事です。
また「中の島公園と明治丸」は、手前の島の色彩豊かな植物と、奥の明治丸の配置が奥行きを感じさせてくれます。
こちらも、池の水面のシルエットが、動きとさわやかな風を感じさせてくれるようです。
これまでの作品同様、陽の光とその日差しがあたる建物や植物などの影の暖かな世界は健在です。
今回の2作を拝見すると現在若林さんは、川や池など水の動きを描くことを楽しんでいらっしゃるようです。
ファンにとっても、子どもの頃好きだったアニメ作品のアーティストが、今も活躍されていることはとてもうれしいことです。
このような画と合わせて、アニメ時代の『妖怪人間ベム』などの描きおろし新作も描いていただけるとどのような感じになるのか楽しみです。

「春うららの神田川」 天井のライトが映り込んでしまいました

「中の島公園と明治丸」
現在、東京都美術館は1月まで開催中の「ムンク展」への入場待ちの人たちで溢れ、大行列の賑わいでした。
実はその2階では「2018年 第54回都展」が行われていました。
都展は、東京都民美術展運営会の主催で、後援は東京都の公募展です。今回は、490点の力の入った作品が公開されていました。
私の目的は、第一動画の『黄金バット』や『妖怪人間ベム』のキャラクターデザインでおなじみの若林忠生さんの新作絵画です。
同館2階にある第3展示室と第4展示室には、油絵や水彩画、人物や動物画、そして風景画、抽象画、また大きな号数の大作など、バラエティに富んだ様々な応募作が展示されていました。
今回、若林さんの出品作は、「春うららの神田川」と、「中の島公園と明治丸」の2作です。
「春うららの神田川」は、御茶ノ水からみた神田川の情景でしょう。上段の高架を走る総武線の車両の黄色のラインも色鮮やかです。
川をこちらに向かっているのは、神田川クルーズの遊覧船でしょう。強い日差しにより、黒く映る水面に船影が反射している表現と、動きを感じさせる波は見事です。
また「中の島公園と明治丸」は、手前の島の色彩豊かな植物と、奥の明治丸の配置が奥行きを感じさせてくれます。
こちらも、池の水面のシルエットが、動きとさわやかな風を感じさせてくれるようです。
これまでの作品同様、陽の光とその日差しがあたる建物や植物などの影の暖かな世界は健在です。
今回の2作を拝見すると現在若林さんは、川や池など水の動きを描くことを楽しんでいらっしゃるようです。
ファンにとっても、子どもの頃好きだったアニメ作品のアーティストが、今も活躍されていることはとてもうれしいことです。
このような画と合わせて、アニメ時代の『妖怪人間ベム』などの描きおろし新作も描いていただけるとどのような感じになるのか楽しみです。

「春うららの神田川」 天井のライトが映り込んでしまいました

「中の島公園と明治丸」
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