アニメレジェンドたちの忘年会2018
- 2018/12/02
- 11:39
平成最後の年となる2018年も、いよいよ残すところ一ヶ月を切りました。
今年も、毎年行われるアニメ界のレジェンドたちによる忘年会に、参加させていただきました。
宮本貞雄さんや、岡迫亘弘さん、須田正己さん、高橋信也さん、宇田川一彦さん、そして杉井興治さん、アベ正己さんなど、アニメ史に残る作品を手がけられた錚々たるメンバーが勢ぞろいした会です。
今回は、タツノコプロの『ゴワッパー5ゴーダム』や、日本サンライズの『無敵超人ザンボット3』などの作品を歴任された、ベテランプロデューサーの栃平吉和さんも来られました。
ゲストとして以前、コロンビアからアベさんのスタジオスポットに海外研修に来ていたマオさんも、来日中ということで参加されました。現在は、アルゼンチンの会社で働いていらっしゃるそうです。
高橋さんと宇田川さんは、面識が無かった頃も、作監時代にお互いの原画を見て、この人は出来る、と思っていたそうです。
現在もテレビシリーズの原画に参加されている宇田川さんは、年下の作監でも上手い人がいると刺激を受けるんですよと、笑っておられました。
高橋さんは、自然は一枚絵だと描けるけど動かすのは苦手な方だと謙遜されます。ただ、以前スティーブ中川さんのプロデュースによる『メイフラワー号のねずみ』の波のシーンを描いたことがあります。その時は、一年間鎌倉の海に通って研究したから、周囲にも好評でよく描けたと思っていらっしゃるそうです。
宮本さんは、高校生の時に出会った『ピノキオ』に衝撃を受けて、いつかディズニーに入ろうと思ったそうですが、長年そのことを忘れていたんだそうです。後年、実際に米国に渡りディズニーに入社されたのですから、「人生は面白いもんですね」と笑って教えてくれました。
須田さんは、上野の都美術館で現在行われている「ムンク展」に刺激を受けたそうです。19歳の時の自画像から、どのように絵を変えていったのか時代ごとに分けられているのが、とてもよい展示だったので、行った方がいいと勧めてくれました。
また現在公開中の映画、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』もご覧になられたそうです。若いメンバーが、会社の意向などお構いなしに自分たちの情熱で突き進む姿はよかったね、とのこと。昔のアニメーションも、ああやってやりたいことをやってたから個性が出て面白かったんだよね。あの映画は、それが重なりますよと、おっしゃっておられました。
今回も、お互いが一年間無事過ごすことが出来たということで、話題も尽きず楽しそうにお話されていました。
古くからのお仲間の訃報は今年もありましたが、また来年皆元気に会おう、と最後まで笑顔の絶えない素敵な会でした。

今年もレジェンドたちが勢ぞろいです。
ちなみに『科学忍者隊ガッチャマン』、『宇宙戦艦ヤマト』、『ヤマトよ永遠に』、『キャプテン翼』、『魔法のマコちゃん』、
『北斗の拳』、『かいけつタマゴン』、『ど根性ガエル』、『機甲創世記モスピーダ』、『ヤッターマン』など、
この方々が手がけられた作品は、アニメファンでしたらおなじみでしょう。
今年も、毎年行われるアニメ界のレジェンドたちによる忘年会に、参加させていただきました。
宮本貞雄さんや、岡迫亘弘さん、須田正己さん、高橋信也さん、宇田川一彦さん、そして杉井興治さん、アベ正己さんなど、アニメ史に残る作品を手がけられた錚々たるメンバーが勢ぞろいした会です。
今回は、タツノコプロの『ゴワッパー5ゴーダム』や、日本サンライズの『無敵超人ザンボット3』などの作品を歴任された、ベテランプロデューサーの栃平吉和さんも来られました。
ゲストとして以前、コロンビアからアベさんのスタジオスポットに海外研修に来ていたマオさんも、来日中ということで参加されました。現在は、アルゼンチンの会社で働いていらっしゃるそうです。
高橋さんと宇田川さんは、面識が無かった頃も、作監時代にお互いの原画を見て、この人は出来る、と思っていたそうです。
現在もテレビシリーズの原画に参加されている宇田川さんは、年下の作監でも上手い人がいると刺激を受けるんですよと、笑っておられました。
高橋さんは、自然は一枚絵だと描けるけど動かすのは苦手な方だと謙遜されます。ただ、以前スティーブ中川さんのプロデュースによる『メイフラワー号のねずみ』の波のシーンを描いたことがあります。その時は、一年間鎌倉の海に通って研究したから、周囲にも好評でよく描けたと思っていらっしゃるそうです。
宮本さんは、高校生の時に出会った『ピノキオ』に衝撃を受けて、いつかディズニーに入ろうと思ったそうですが、長年そのことを忘れていたんだそうです。後年、実際に米国に渡りディズニーに入社されたのですから、「人生は面白いもんですね」と笑って教えてくれました。
須田さんは、上野の都美術館で現在行われている「ムンク展」に刺激を受けたそうです。19歳の時の自画像から、どのように絵を変えていったのか時代ごとに分けられているのが、とてもよい展示だったので、行った方がいいと勧めてくれました。
また現在公開中の映画、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』もご覧になられたそうです。若いメンバーが、会社の意向などお構いなしに自分たちの情熱で突き進む姿はよかったね、とのこと。昔のアニメーションも、ああやってやりたいことをやってたから個性が出て面白かったんだよね。あの映画は、それが重なりますよと、おっしゃっておられました。
今回も、お互いが一年間無事過ごすことが出来たということで、話題も尽きず楽しそうにお話されていました。
古くからのお仲間の訃報は今年もありましたが、また来年皆元気に会おう、と最後まで笑顔の絶えない素敵な会でした。

今年もレジェンドたちが勢ぞろいです。
ちなみに『科学忍者隊ガッチャマン』、『宇宙戦艦ヤマト』、『ヤマトよ永遠に』、『キャプテン翼』、『魔法のマコちゃん』、
『北斗の拳』、『かいけつタマゴン』、『ど根性ガエル』、『機甲創世記モスピーダ』、『ヤッターマン』など、
この方々が手がけられた作品は、アニメファンでしたらおなじみでしょう。
- 関連記事