若林忠生さんの作品「神田の街を描き続ける会」にて公開
- 2018/12/09
- 07:40
先日、九段下の生涯学習館に行ってきました。
11月25日まで、同館2階ギャラリーで行われていた「神田の街を描き続ける会」の第34回作品展を見るためです。
今回もTCJ(現・エイケン)の初期テレビアニメ『鉄人28号』、『遊星少年パピイ』。そして、第一動画の『黄金バット』や『妖怪人間ベム』などの作画を手掛けてこられた若林忠生さんが、新作の絵を出品されていました。
会場には、会員の人たちが描いた神田の絵が64点展示されていました。
若林さんの新作は「お茶の水(高畠邸)」と、「万世橋にて」の2点でした。
「 お茶の水(高畠邸) 」は、神田駿河台にある高畠邸を描かれたものです。この建物は、関東大震災後に建てられたお屋敷だそうです。
しっかりした和風建築で、江戸の頃の雰囲気も残しているような立派な建物です。高層ビルに囲まれた町にもこうして古い建築が残っているのが、さすが神田です。
左奥のビルと手前のコンクリートに挟まれても、よりその存在感を際立たせる構図もさすがで、街並みの風情も感じられます。
実はこの高畠邸をスケッチしていたところ、お住まいの方が出てこられてとても喜んでくださったこともあったそうです。
「万世橋にて」は、タイトルどおり神田川にかかる神田と秋葉原を繋ぐ万世橋を描いたものです。
現在の橋は昭和5年に作られましたが、元々は江戸時代にかけられた歴史のある橋です。
秋葉原側のビルをバックに。どっしりと構えている姿は歴史を感じさせられます。歩いている保育園児らしき子どもたちとの対比も、面白いところです。
ここのところ、若林さんの創作活動はスピードを増しています。前々回ご報告した都展にも2点出品されていましたし、最近は新作発表のペースもかなり速くなっているようです。
そのうち点数がまとまりましたら、風景画に合わせてアニメ時代の作品も合わせた個展もなどと、ファンとしては期待も高まっています。

「お茶の水(高畠邸)」

「万世橋にて」
11月25日まで、同館2階ギャラリーで行われていた「神田の街を描き続ける会」の第34回作品展を見るためです。
今回もTCJ(現・エイケン)の初期テレビアニメ『鉄人28号』、『遊星少年パピイ』。そして、第一動画の『黄金バット』や『妖怪人間ベム』などの作画を手掛けてこられた若林忠生さんが、新作の絵を出品されていました。
会場には、会員の人たちが描いた神田の絵が64点展示されていました。
若林さんの新作は「お茶の水(高畠邸)」と、「万世橋にて」の2点でした。
「 お茶の水(高畠邸) 」は、神田駿河台にある高畠邸を描かれたものです。この建物は、関東大震災後に建てられたお屋敷だそうです。
しっかりした和風建築で、江戸の頃の雰囲気も残しているような立派な建物です。高層ビルに囲まれた町にもこうして古い建築が残っているのが、さすが神田です。
左奥のビルと手前のコンクリートに挟まれても、よりその存在感を際立たせる構図もさすがで、街並みの風情も感じられます。
実はこの高畠邸をスケッチしていたところ、お住まいの方が出てこられてとても喜んでくださったこともあったそうです。
「万世橋にて」は、タイトルどおり神田川にかかる神田と秋葉原を繋ぐ万世橋を描いたものです。
現在の橋は昭和5年に作られましたが、元々は江戸時代にかけられた歴史のある橋です。
秋葉原側のビルをバックに。どっしりと構えている姿は歴史を感じさせられます。歩いている保育園児らしき子どもたちとの対比も、面白いところです。
ここのところ、若林さんの創作活動はスピードを増しています。前々回ご報告した都展にも2点出品されていましたし、最近は新作発表のペースもかなり速くなっているようです。
そのうち点数がまとまりましたら、風景画に合わせてアニメ時代の作品も合わせた個展もなどと、ファンとしては期待も高まっています。

「お茶の水(高畠邸)」

「万世橋にて」
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