ミニカードの時代 その14
- 2014/10/05
- 08:18
■カードで知ったメーカーの数々
初期には『ゲッターロボ』のように、人気作品ゆえに、山勝、丸昌、天田など三社が競合して相次いで発売したものがありました。しかも『ゲッターロボ』は、その後も各社が何弾も続けて発行していったため、なかなかその全容がつかめませんでした。
(『ゲッターロボ』のミニカードは、本当にコレクター泣かせでした。メーカーによって番号が印刷されない無いカードがあるわ、欠番もあるわ、しかも同じ番号でも二種類も存在するものもあったりするのです。続く『ゲッターロボG』まで各社が競って発売し、新たに『ゲッターロボG』として発売する会社があるかと思えば、そのまま通し番号で続ける会社もあったりと、結局今になってもまだ全貌は分からずじまいのままです)
そのうち駄菓子屋のなじみになると、店番のおばちゃんに「自分の好きな作品が出たら、仕入れて欲しい」とリクエストしたり、しかも作品名をおばちゃんが間違えて別の作品を仕入れてきてがっかりしつつも、義理で好きでもないカードを泣く泣く買わなければならなかったことなど、いろんな思い出があります。
当時、裏の番号が入った印刷文字が青色だったら、山勝というメーカー。裏のカ-ドの上部に作品名が印刷され、丸囲みの番号がその下にあったら、丸昌。初期は裏の印刷面が鎖で囲まれ、作品名無しの番号だけになったり後に左上に白抜きで番号があり、右側にタイトルがあれば天田(アマダ)、ということもいつのまにか覚えていました(アマダでも、例外は『さらば宇宙戦艦ヤマト』です。裏面のロゴが真ん中や、左下、右下に配されたりと様々なレイアウトのカードがありました)。
それ以外のメーカーにも、初期には『科学忍者隊ガッチャマン』や『けろっこデメタン』の和泉や、パチモノ怪獣カードなどの丸三などもありました。
駄菓子屋で売れ残っていた最後の二、三袋のカードを買うとき、残っているミニカードの箱をそのままもらえることもありました。カードやカードアルバムよりも大きい絵柄の印刷された横長の箱は、子ども心にとても嬉しい貴重品でした。
また1976年(昭和51年)の夏頃くらいには、ミニカードを15枚ずつセットにしたものが、アマダより発売されていました。
これはミニカードと同じデザインでしたが、周囲に当時の写真のように白い枠がついていました。揃いの番号で売られてましたのでコンプリートするにはありがたかったのですが、やはり全面にアニメ画面が印刷された方が魅力的でしたので、あまり買いませんでした.。
『宇宙鉄人キョーダイン』や『円盤戦争バンキッド』などの特撮作品や、テレビアニメでは『マグネロボ ガ・キーン』や『ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター』が出ていました。(つづく)

15枚のセットで売っていたミニカードとその箱 『マシーンブラスター』のカードは上段がセットのもの。下段がバラ販売のもの
初期には『ゲッターロボ』のように、人気作品ゆえに、山勝、丸昌、天田など三社が競合して相次いで発売したものがありました。しかも『ゲッターロボ』は、その後も各社が何弾も続けて発行していったため、なかなかその全容がつかめませんでした。
(『ゲッターロボ』のミニカードは、本当にコレクター泣かせでした。メーカーによって番号が印刷されない無いカードがあるわ、欠番もあるわ、しかも同じ番号でも二種類も存在するものもあったりするのです。続く『ゲッターロボG』まで各社が競って発売し、新たに『ゲッターロボG』として発売する会社があるかと思えば、そのまま通し番号で続ける会社もあったりと、結局今になってもまだ全貌は分からずじまいのままです)
そのうち駄菓子屋のなじみになると、店番のおばちゃんに「自分の好きな作品が出たら、仕入れて欲しい」とリクエストしたり、しかも作品名をおばちゃんが間違えて別の作品を仕入れてきてがっかりしつつも、義理で好きでもないカードを泣く泣く買わなければならなかったことなど、いろんな思い出があります。
当時、裏の番号が入った印刷文字が青色だったら、山勝というメーカー。裏のカ-ドの上部に作品名が印刷され、丸囲みの番号がその下にあったら、丸昌。初期は裏の印刷面が鎖で囲まれ、作品名無しの番号だけになったり後に左上に白抜きで番号があり、右側にタイトルがあれば天田(アマダ)、ということもいつのまにか覚えていました(アマダでも、例外は『さらば宇宙戦艦ヤマト』です。裏面のロゴが真ん中や、左下、右下に配されたりと様々なレイアウトのカードがありました)。
それ以外のメーカーにも、初期には『科学忍者隊ガッチャマン』や『けろっこデメタン』の和泉や、パチモノ怪獣カードなどの丸三などもありました。
駄菓子屋で売れ残っていた最後の二、三袋のカードを買うとき、残っているミニカードの箱をそのままもらえることもありました。カードやカードアルバムよりも大きい絵柄の印刷された横長の箱は、子ども心にとても嬉しい貴重品でした。
また1976年(昭和51年)の夏頃くらいには、ミニカードを15枚ずつセットにしたものが、アマダより発売されていました。
これはミニカードと同じデザインでしたが、周囲に当時の写真のように白い枠がついていました。揃いの番号で売られてましたのでコンプリートするにはありがたかったのですが、やはり全面にアニメ画面が印刷された方が魅力的でしたので、あまり買いませんでした.。
『宇宙鉄人キョーダイン』や『円盤戦争バンキッド』などの特撮作品や、テレビアニメでは『マグネロボ ガ・キーン』や『ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター』が出ていました。(つづく)

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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:ミニカードの時代
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