ミニカードの時代 その15
- 2014/10/11
- 09:14
■懐かしきミニカード全盛期
その後もミニカードは、『キン肉マン』や『北斗の拳』、『パーマン』、『星闘士 星矢』など人気作品が、1980年台半ばまでは発売され続けました。
後に、販売形態も3枚20円になったり、当たりの景品も消しゴム人形やヨーヨー、ミニカードセットなど、それまでのカードホルダーではなくなったものもあります。
また、通し番号が無くなってしまうなど、せっかくの商品特性すら否定してしまうようなカードが出されるなど、時代ともに様々な変化もありました。
そして次世代のカードダスやトレーディングカードの登場とともに、役割を終えるかのようにいつしかミニカードはその姿を消してしまいました。
ただアニメブームになる以前、ロマンアルバムなどのアニメムックやアニメ専門誌、セル画を使用したアニメ絵本などが当たり前のように出版される前とは、子どもたちにとってその価値はまったく違ったでしょう。
まだまだアニメ情報の乏しかった、1970年代。この頃は、画面がそのままプリントされたミニカードは、アニメ好きな子どもたちにとって重要なアイテムでした。
駄菓子屋に行き、おこずかいの中から好きな作品の画面が印刷されたミニカードを手に入れる。そのことによって当時入手がとても難しく、渇望していたテレビのアニメの絵が、自分のものになったのです。
わずかタテ6,6センチ、ヨコ5センチ位の小さなミニカードでしたが、そのスペースに印刷されたアニメの絵は、当時の私にとって大切な宝物でした。
そう、駄菓子屋のミニカードは1971年以降に少年時代を迎えた「テレビまんが」好きにとって、テレビアニメの絵が手軽に手に入る、とてもありがたい味方だったのです。(了)

ミニカードの箱 当時の子どもたちにとって好きな作品の絵がたくさんつまっている宝箱のような存在でした
その後もミニカードは、『キン肉マン』や『北斗の拳』、『パーマン』、『星闘士 星矢』など人気作品が、1980年台半ばまでは発売され続けました。
後に、販売形態も3枚20円になったり、当たりの景品も消しゴム人形やヨーヨー、ミニカードセットなど、それまでのカードホルダーではなくなったものもあります。
また、通し番号が無くなってしまうなど、せっかくの商品特性すら否定してしまうようなカードが出されるなど、時代ともに様々な変化もありました。
そして次世代のカードダスやトレーディングカードの登場とともに、役割を終えるかのようにいつしかミニカードはその姿を消してしまいました。
ただアニメブームになる以前、ロマンアルバムなどのアニメムックやアニメ専門誌、セル画を使用したアニメ絵本などが当たり前のように出版される前とは、子どもたちにとってその価値はまったく違ったでしょう。
まだまだアニメ情報の乏しかった、1970年代。この頃は、画面がそのままプリントされたミニカードは、アニメ好きな子どもたちにとって重要なアイテムでした。
駄菓子屋に行き、おこずかいの中から好きな作品の画面が印刷されたミニカードを手に入れる。そのことによって当時入手がとても難しく、渇望していたテレビのアニメの絵が、自分のものになったのです。
わずかタテ6,6センチ、ヨコ5センチ位の小さなミニカードでしたが、そのスペースに印刷されたアニメの絵は、当時の私にとって大切な宝物でした。
そう、駄菓子屋のミニカードは1971年以降に少年時代を迎えた「テレビまんが」好きにとって、テレビアニメの絵が手軽に手に入る、とてもありがたい味方だったのです。(了)

ミニカードの箱 当時の子どもたちにとって好きな作品の絵がたくさんつまっている宝箱のような存在でした
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:ミニカードの時代
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