『ドラえもん』(シンエイ動画版) 祝放映40周年
- 2019/04/02
- 07:20
2019年4月2日で、『ドラえもん』アニメ第2作の放映開始から40周年を迎えます。40年前の1979年(昭和54年)4月2日、テレビ朝日系で夕方18時50分からのスタートでした。平日夕方の月曜から金曜まで、10分弱の帯番組でした。
それ以前に製作された『ドラえもん』は、日本テレビ系で昭和48年(1973年)に毎週日曜日19時から放映されました。当時は、同時間帯にフジテレビ系で『マジンガーZ』が放映されていたので、本放送では第一話くらいしか見ることができませんでした。ただ気にはなっていたので、コマーシャルの時にはチャンネルをガチャガチャ変えて、親に怒られたこともありました。
後に再放送で改めて見ることができましたが、前半の富田耕生さんの声のドラえもんなど、やはりちょっと違和感がありました。ただ主題歌の雰囲気は楽しいもので、いつまにか覚えていました。
そして6年を経て、シンエイ動画の『ドラえもん』が始まったのです。私もその頃は中学生になっていました。ただ元々、原作は学年誌の連載で親しんでいましたし、藤子作品のファンでしたので放映が楽しみでした。小学校低学年の頃は、ひみつ道具がうらやましかったのですが、高学年になるといつも寄り添ってくれるドラえもんとのび太の信頼関係が好きになっていました。
それまでウィークデーの7時前の時間帯は、アニメといっても『キリンものしり館』や『ヤン坊ニン坊天気予報』を見るくらいでしたが、『ドラえもん』の新作を毎日見ることができるのです。その頃はてんとう虫コミックスも刊行されていたので、どのエピソードがアニメ化されるのかも楽しみでした。
主題歌もピッタリで、オープニングの東京タワーを回りこむ背景動画には惚れ惚れとしていました。ドラえもん役の大山のぶ代さんや、野比のび太の小原乃梨子さんたちキャストも皆キャラクターにピッタリで、最初から違和感なくアニメ版にも入れました。
シンエイ動画は独立したばかりで、各プロダクションに作画を委ねたため、エピソードごとにキャラクターも違いました。ただ、それぞれ絵柄は違いましたが、不思議と違和感もなく、その違いも楽しんでいました。これは、演出から原作の雰囲気をしっかりと再現されていたからでしょう。
やがて、毎週金曜日の30分番組になるころになると自分も忙しくなり、毎回は見ることは出来なくなりました。その後、芝山努さんたちによる素晴らしい劇場版新作も毎年製作され、『ドラえもん』はどんどんメジャーになっていきます。
今も『ドラえもん』は、キャスト、スタッフが入れ替わりましたが放映は続いています。老若男女、海外にもたくさんのファンがいます。
ただ古くからのファンとして、ブームが始まるきっかけとなった最初の帯番組の頃のことは、今も忘れることはできません。

『ドラえもん』の原画
先月、東京ドームで行われた星野源さんのコンサートで星野さんの作曲された『ドラえもん』が歌われました。
2万人の観客の前で間奏にはあの頃の主題歌の旋律も流れ、感慨深く感じました。
それ以前に製作された『ドラえもん』は、日本テレビ系で昭和48年(1973年)に毎週日曜日19時から放映されました。当時は、同時間帯にフジテレビ系で『マジンガーZ』が放映されていたので、本放送では第一話くらいしか見ることができませんでした。ただ気にはなっていたので、コマーシャルの時にはチャンネルをガチャガチャ変えて、親に怒られたこともありました。
後に再放送で改めて見ることができましたが、前半の富田耕生さんの声のドラえもんなど、やはりちょっと違和感がありました。ただ主題歌の雰囲気は楽しいもので、いつまにか覚えていました。
そして6年を経て、シンエイ動画の『ドラえもん』が始まったのです。私もその頃は中学生になっていました。ただ元々、原作は学年誌の連載で親しんでいましたし、藤子作品のファンでしたので放映が楽しみでした。小学校低学年の頃は、ひみつ道具がうらやましかったのですが、高学年になるといつも寄り添ってくれるドラえもんとのび太の信頼関係が好きになっていました。
それまでウィークデーの7時前の時間帯は、アニメといっても『キリンものしり館』や『ヤン坊ニン坊天気予報』を見るくらいでしたが、『ドラえもん』の新作を毎日見ることができるのです。その頃はてんとう虫コミックスも刊行されていたので、どのエピソードがアニメ化されるのかも楽しみでした。
主題歌もピッタリで、オープニングの東京タワーを回りこむ背景動画には惚れ惚れとしていました。ドラえもん役の大山のぶ代さんや、野比のび太の小原乃梨子さんたちキャストも皆キャラクターにピッタリで、最初から違和感なくアニメ版にも入れました。
シンエイ動画は独立したばかりで、各プロダクションに作画を委ねたため、エピソードごとにキャラクターも違いました。ただ、それぞれ絵柄は違いましたが、不思議と違和感もなく、その違いも楽しんでいました。これは、演出から原作の雰囲気をしっかりと再現されていたからでしょう。
やがて、毎週金曜日の30分番組になるころになると自分も忙しくなり、毎回は見ることは出来なくなりました。その後、芝山努さんたちによる素晴らしい劇場版新作も毎年製作され、『ドラえもん』はどんどんメジャーになっていきます。
今も『ドラえもん』は、キャスト、スタッフが入れ替わりましたが放映は続いています。老若男女、海外にもたくさんのファンがいます。
ただ古くからのファンとして、ブームが始まるきっかけとなった最初の帯番組の頃のことは、今も忘れることはできません。

『ドラえもん』の原画
先月、東京ドームで行われた星野源さんのコンサートで星野さんの作曲された『ドラえもん』が歌われました。
2万人の観客の前で間奏にはあの頃の主題歌の旋律も流れ、感慨深く感じました。
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