『妖怪人間ベム』の若林忠生さん「2019春の都展」で新作展示
- 2019/04/17
- 21:28
先週末、西新宿のヒルトン東京地下一階にある「ヒルトピア アートスクエア」に行ってきました。
4月11日から16日まで行われていた、「第37回 春の都展」を見るためです。
これは東京都民美術展運営会の主催で、東京都とその近郊に在住、勤務している絵を描く人たちが、自身の作品を発表する場だそうです。
会場には全135展の絵画が、3つのスペースごとにA、B、Cの展示室に分けられ展示されていました。
今回、二つ目のBのスペースに展示されていたのが、若林忠生さんの新作「旧前田家本邸」です。
若林さんは、テレビアニメ黎明期にTCJ(現・エイケン)の『鉄人28号』(原作/横山光輝)や『遊星少年パピイ』(原作/吉倉正一郎)などの作画監督として、現場を支えてこられた方です。
また、古くからのアニメファンには、『黄金バット』の作画や『妖怪人間ベム』のキャラクターデザイナーとしても有名でしょう。
そのほかにも『夕焼け番長』(原作/梶原一騎 画/荘司としお)や『ほかほか家族』、『親子クラブ』など、様々な作品に参加されましたが、現在は新たな世界を志し風景画などを精力的に手掛けていらっしゃいます。
展示されていた若林さんの「旧前田家本邸」は、目黒区立駒場公園の敷地内にあります。赤レンガで作られた洋館が、かつて前田侯爵のお住まいだった、旧前田家本邸なのです。
描かれたのは2月と寒さの厳しい時期ですが、陽の光を浴びた歴史ある洋館と木々のたたずまいからは、ほんのりとした暖かさも伝わってきます。
丁寧に水彩で描かれた透明感ある色彩も、いつもの若林さんの世界です。
今回も、人物や動物画、風景画、そして水彩や油彩、アクリル、日本画などで描かれた様々な力作が所狭しと展示されていましたが、若林さんの作品はすぐ見つけることができました。
これからも、画面の中から暖かな陽の光が伝わってくる若林さんの作品が楽しみです。

若林忠生「旧前田家本邸」
4月11日から16日まで行われていた、「第37回 春の都展」を見るためです。
これは東京都民美術展運営会の主催で、東京都とその近郊に在住、勤務している絵を描く人たちが、自身の作品を発表する場だそうです。
会場には全135展の絵画が、3つのスペースごとにA、B、Cの展示室に分けられ展示されていました。
今回、二つ目のBのスペースに展示されていたのが、若林忠生さんの新作「旧前田家本邸」です。
若林さんは、テレビアニメ黎明期にTCJ(現・エイケン)の『鉄人28号』(原作/横山光輝)や『遊星少年パピイ』(原作/吉倉正一郎)などの作画監督として、現場を支えてこられた方です。
また、古くからのアニメファンには、『黄金バット』の作画や『妖怪人間ベム』のキャラクターデザイナーとしても有名でしょう。
そのほかにも『夕焼け番長』(原作/梶原一騎 画/荘司としお)や『ほかほか家族』、『親子クラブ』など、様々な作品に参加されましたが、現在は新たな世界を志し風景画などを精力的に手掛けていらっしゃいます。
展示されていた若林さんの「旧前田家本邸」は、目黒区立駒場公園の敷地内にあります。赤レンガで作られた洋館が、かつて前田侯爵のお住まいだった、旧前田家本邸なのです。
描かれたのは2月と寒さの厳しい時期ですが、陽の光を浴びた歴史ある洋館と木々のたたずまいからは、ほんのりとした暖かさも伝わってきます。
丁寧に水彩で描かれた透明感ある色彩も、いつもの若林さんの世界です。
今回も、人物や動物画、風景画、そして水彩や油彩、アクリル、日本画などで描かれた様々な力作が所狭しと展示されていましたが、若林さんの作品はすぐ見つけることができました。
これからも、画面の中から暖かな陽の光が伝わってくる若林さんの作品が楽しみです。

若林忠生「旧前田家本邸」
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