『資料性 10周年記念誌』刊行
- 2019/05/18
- 10:48
資料系同人誌に特化したイベントといえば、2009年から始まった「資料性博覧会」です。
今年の5月にも、昨年に続き、まんだらけ主催の「大まん祭」に合わせて「資料性博覧会DX」が開催されました。このイベントは毎回グレードアップしながら、今回で10周年を迎えました。
この10周年を迎えた記念として、『資料性 10周年記念誌』が刊行されました。
黒表紙に金文字と凝った作りのデザインは、あの『DAICONⅢ』で作成された『DAICONⅢ プログラムブック』の装丁が元になったようです。
ちょっと一般には分かりくいデザインは、あえて「資料性博覧会」を知っている人にだけ読んで欲しいという、意図もあるのかもしれません。
内容は、過去10年開催してきたこれまでのイベントの歩みの記録。そして、歴代パンフレットの中でも好評だった記事である「富沢雅彦 論考+リスト」や「TOY資料系同人の歴史」の再掲載。また、小部数印刷のため希少だった第1回パンフレットの復刻など、「資料性博覧会」編集ならではの濃い記事がぎっしりです。
ほかにもこれまで様々な形でイベントに協力してきた人たちからのお祝いコメントや、歴代イベントのサークルリストや各回の配置図など、これまで資料系同人誌そのものにスポットをあててきたイベントの10周年記念誌だけあって、詳細なデータもうれしいものです。
私も10年前に中野ブロードウェイの空き店舗スペースで行われた第1回から楽しみにしてきましたが、回を追うごとに参加サークルが増え、このジャンルとともにイベントも盛況になっていることを実感していました。
これも毎回中心になり運営を継続してきた、まんだらけの国澤博司さんのご尽力のおかげでしょう。普段の業務の他にイベントの開催を手がけることは、準備やパンフレット作成など、表には出ない苦労も多いこととと思います。
私も今回、お祝いコメントで『資料性 10周年記念誌』に執筆させていただきました。
まんだらけでは、この記念誌の通販なども始まったようです。
この記念誌で、これまでの歩みを振りかえりつつ、今後も資料系同人誌が発表される場として発展を願うとともに、濃い研究成果と熱い思いの詰まった新たな資料系同人誌の登場を楽しみにしています。

『資料性 10周年記念誌』(資料性博覧会準備会)
今年の5月にも、昨年に続き、まんだらけ主催の「大まん祭」に合わせて「資料性博覧会DX」が開催されました。このイベントは毎回グレードアップしながら、今回で10周年を迎えました。
この10周年を迎えた記念として、『資料性 10周年記念誌』が刊行されました。
黒表紙に金文字と凝った作りのデザインは、あの『DAICONⅢ』で作成された『DAICONⅢ プログラムブック』の装丁が元になったようです。
ちょっと一般には分かりくいデザインは、あえて「資料性博覧会」を知っている人にだけ読んで欲しいという、意図もあるのかもしれません。
内容は、過去10年開催してきたこれまでのイベントの歩みの記録。そして、歴代パンフレットの中でも好評だった記事である「富沢雅彦 論考+リスト」や「TOY資料系同人の歴史」の再掲載。また、小部数印刷のため希少だった第1回パンフレットの復刻など、「資料性博覧会」編集ならではの濃い記事がぎっしりです。
ほかにもこれまで様々な形でイベントに協力してきた人たちからのお祝いコメントや、歴代イベントのサークルリストや各回の配置図など、これまで資料系同人誌そのものにスポットをあててきたイベントの10周年記念誌だけあって、詳細なデータもうれしいものです。
私も10年前に中野ブロードウェイの空き店舗スペースで行われた第1回から楽しみにしてきましたが、回を追うごとに参加サークルが増え、このジャンルとともにイベントも盛況になっていることを実感していました。
これも毎回中心になり運営を継続してきた、まんだらけの国澤博司さんのご尽力のおかげでしょう。普段の業務の他にイベントの開催を手がけることは、準備やパンフレット作成など、表には出ない苦労も多いこととと思います。
私も今回、お祝いコメントで『資料性 10周年記念誌』に執筆させていただきました。
まんだらけでは、この記念誌の通販なども始まったようです。
この記念誌で、これまでの歩みを振りかえりつつ、今後も資料系同人誌が発表される場として発展を願うとともに、濃い研究成果と熱い思いの詰まった新たな資料系同人誌の登場を楽しみにしています。

『資料性 10周年記念誌』(資料性博覧会準備会)