懐かしの紙系文具(ぬりえ・ノート)その7
- 2019/08/11
- 08:30
1960年代から70年代くらいまで、かるたもテレビまんが好きの子どもには見逃せないグッズでした。
あいうえお順の48枚ほどの絵札には、好きな作品の絵が描かれているのですから、これは魅力的でした。
まだまだアニメ雑誌なども無く、せいぜいミニカードくらいしかアニメの絵を手に入れることは出来なかった時代です。たとえ文字札に書かれている文言がお子さま向けの幼いものであっても、その絵さえ良ければ文句はなかったのです。
ただ、30円や50円で買えるノートと違って、500円くらいしたかるたは、子供にとってはそうそうたやすく手が出せる商品ではありませんでした。
また、そんな高額商品だったかるたを、何種類も買うことはできません。だいたい親からすれば、かるたは一家に1セットあれば充分でしょうし、いくつも欲しがるほうがおかしいのです。
それでも、そんなテレビまんが好きにとって、かるたを安価で手に入れる方法がありました。
当時、既に番組が終ってしまった作品のものは、かなり値引きされた特価でかるたコーナーの隅に並べられていたのです。
もちろん、本来の購買対象である子どもたちは、その時放映中の新作の方が魅力を感じるでしょう。ですが、私自身は放映が終了してしまっても忘れられない作品がありました。
そんなひいきの作品のカルタを見つけたら、弟や妹へのプレゼントみたいな顔で嬉しさを隠しながらレジに持っていき買っていました。そして家に帰って、1枚1枚絵札を確かめることが楽しみだったのです。
もちろん、テレビの絵とは似ても似つかぬ絵の場合も時にはありました。ですが、テレビアニメと同じような絵柄だった時は、大切な宝物になりました。
当時は時々押入れから取り出しては、そんな絵札を眺めていました。
家族からは、そんなに古いまんがカルタばかり集めてどうするの、と呆れられていましたが、自分にとってはうれしいアニメグッズでした。(つづく)
あいうえお順の48枚ほどの絵札には、好きな作品の絵が描かれているのですから、これは魅力的でした。
まだまだアニメ雑誌なども無く、せいぜいミニカードくらいしかアニメの絵を手に入れることは出来なかった時代です。たとえ文字札に書かれている文言がお子さま向けの幼いものであっても、その絵さえ良ければ文句はなかったのです。
ただ、30円や50円で買えるノートと違って、500円くらいしたかるたは、子供にとってはそうそうたやすく手が出せる商品ではありませんでした。
また、そんな高額商品だったかるたを、何種類も買うことはできません。だいたい親からすれば、かるたは一家に1セットあれば充分でしょうし、いくつも欲しがるほうがおかしいのです。
それでも、そんなテレビまんが好きにとって、かるたを安価で手に入れる方法がありました。
当時、既に番組が終ってしまった作品のものは、かなり値引きされた特価でかるたコーナーの隅に並べられていたのです。
もちろん、本来の購買対象である子どもたちは、その時放映中の新作の方が魅力を感じるでしょう。ですが、私自身は放映が終了してしまっても忘れられない作品がありました。
そんなひいきの作品のカルタを見つけたら、弟や妹へのプレゼントみたいな顔で嬉しさを隠しながらレジに持っていき買っていました。そして家に帰って、1枚1枚絵札を確かめることが楽しみだったのです。
もちろん、テレビの絵とは似ても似つかぬ絵の場合も時にはありました。ですが、テレビアニメと同じような絵柄だった時は、大切な宝物になりました。
当時は時々押入れから取り出しては、そんな絵札を眺めていました。
家族からは、そんなに古いまんがカルタばかり集めてどうするの、と呆れられていましたが、自分にとってはうれしいアニメグッズでした。(つづく)
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- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:アニメグッズ
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