アニメ『サザエさん』が新聞1面全面に
- 2019/11/30
- 09:50
先週金曜日、11月22日の産経新聞朝刊には驚かされました。題字の入った1面全面に、「アニメ放送五十周年記念 感謝」と大きく文字が入り、サザエさんの形になった水引が描かれているのです。キャラクターは、猫のタマだけがいます。そして、水引の続く反対側の面には、おなじみの磯野家の面々が勢ぞろいしている図柄でした。
これは特別紙面ということで、通常の紙面は中面の2枚目からになっていました。ただ、さすがに最初見た時は、通常版の他紙とのあまりの違いに何が起きたのかと思いました。
この特別紙面の裏側は、週末に放送されるフジテレビの特番『逃走中 サザエさんコラボSP』、『池上彰×サザエさん』、『磯野家の人々』、そして大谷翔平選手の登場する『サザエさん 50周年記念スペシャル』の宣伝とキャラクター集合のポスターとなっていました。
オリンピックや野球などでスポーツ新聞の特別紙版は最近見かけますが、一般紙でテレビアニメの特別紙面が1面から作られるのは珍しいことです。
さすがは、昭和44年(1979年)から続いている『サザエさん』です。改めて、その人気と世間への浸透度が分かります。
思い返せば、様々な時と共に家族と見ていたアニメが『サザエさん』です。一緒に見ていた祖父や祖母ももう亡くなりましたが、日曜夕方になるとテレビの中にサザエさん一家がいてくれると、なんとなく安心もします。
50年も続いているのですから、演じられるキャストだけでなく作画や演出スタッフなども時代と共に入れ替わっています。ですが、これだけ長期間続けられるのは、やはり長谷川町子さんが描き出された原作の世界が不変のものだからなのでしょう。
亡くなられた元マンガ家で、晩年『サザエさん』の演出を手掛けておられたながきふさひろさんからも、どれだけ原作が素晴らしいかとお話いただきました。ご自身もマンガを描いていらっしゃったからこそ、なおさらお分かりになっていたのでしょう。
現在演出を統括するチーフディレクターは、『ムーミン』の作画監督だった森田浩光さんです。森田さんとスタッフの皆さんには、これからも長谷川町子さんの創られた『サザエさん』の世界を守りつつ、時代に即した楽しい新作を見せていただきたいと思っています。

産経新聞11月22日朝刊
これは特別紙面ということで、通常の紙面は中面の2枚目からになっていました。ただ、さすがに最初見た時は、通常版の他紙とのあまりの違いに何が起きたのかと思いました。
この特別紙面の裏側は、週末に放送されるフジテレビの特番『逃走中 サザエさんコラボSP』、『池上彰×サザエさん』、『磯野家の人々』、そして大谷翔平選手の登場する『サザエさん 50周年記念スペシャル』の宣伝とキャラクター集合のポスターとなっていました。
オリンピックや野球などでスポーツ新聞の特別紙版は最近見かけますが、一般紙でテレビアニメの特別紙面が1面から作られるのは珍しいことです。
さすがは、昭和44年(1979年)から続いている『サザエさん』です。改めて、その人気と世間への浸透度が分かります。
思い返せば、様々な時と共に家族と見ていたアニメが『サザエさん』です。一緒に見ていた祖父や祖母ももう亡くなりましたが、日曜夕方になるとテレビの中にサザエさん一家がいてくれると、なんとなく安心もします。
50年も続いているのですから、演じられるキャストだけでなく作画や演出スタッフなども時代と共に入れ替わっています。ですが、これだけ長期間続けられるのは、やはり長谷川町子さんが描き出された原作の世界が不変のものだからなのでしょう。
亡くなられた元マンガ家で、晩年『サザエさん』の演出を手掛けておられたながきふさひろさんからも、どれだけ原作が素晴らしいかとお話いただきました。ご自身もマンガを描いていらっしゃったからこそ、なおさらお分かりになっていたのでしょう。
現在演出を統括するチーフディレクターは、『ムーミン』の作画監督だった森田浩光さんです。森田さんとスタッフの皆さんには、これからも長谷川町子さんの創られた『サザエさん』の世界を守りつつ、時代に即した楽しい新作を見せていただきたいと思っています。

産経新聞11月22日朝刊
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