特撮ヒーロー大集合の『日本懐かし特撮ヒーロー大全』
- 2020/01/19
- 08:59
特撮研究家で、ライダーカード研究の第一人者でもある堤哲哉さんの新刊が出ました。今回は特撮ヒーローをテーマにした、『日本懐かし特撮ヒーロー大全』(辰巳出版株式会社)です。
辰巳ムックの「日本懐かし大全」シリーズは、自販機や10円ゲーム、ガチャガチャ、お土産キーホルダー、駄玩具、鉄道、アニソンなど、1970年代に子ども時代を過ごした世代には懐かしいジャンルにスポットをあてるシリーズです。
この『日本懐かし特撮ヒーロー大全』では、昭和33年(1958年)の『月光仮面』から、昭和52年(1977年)の『大鉄人17』までを網羅しています。
それぞれのスチール写真も豊富ですが、特筆すべきは、ヒーローショーのサイン色紙や、お菓子、ノート、番宣ハガキなど放映当時の貴重なグッズもかなり紹介されているところです。これは、関連資料を長年探し続けてきた著者だからこその偉業でしょう。
また、円谷プロの『ウルトラマン』や、東映の『仮面ライダー』、東宝の『流星人間ゾーン』そしてピープロの『マグマ大使』、そして宣弘社の『月光仮面』、東洋エージェンシー(現・創通)の『サンダーマスク』など、様々な会社のヒーローが一冊にまとめられているのも嬉しいことです。
ヒーロー全盛時代の雑誌『テレビランド』も、1973年から76年の内容も紹介されています。様々な作品が放映されていたこの頃は、特撮番組も黄金時代でした。
各作品の紹介ページには、当時のテレビ欄も掲載されています。そして、著者の思い出や後年のスタッフへの取材時のエピソードを披露しており、読者それぞれが熱中していた頃を思い出すでしょう。
『ウルトラマン』や『スペクトルマン』の怪獣を造形された、高山良策さんのイラスト入りの貴重なサイン色紙なども本書ではじめて見ました。
本書は、円谷プロや東映、ピープロ、東宝、宣弘社など、各社の特撮が花盛りだった時代のヒーローが満載です。
かつて特撮ヒーロー番組に熱中し、『テレビマガジン』や『テレビランド』、『冒険王』、そしてケイブンシャの『全怪獣怪人大百科』などが好きだった人には、懐かしくも楽しい一冊です。

辰巳ムック『日本懐かし特撮ヒーロー大全』(辰巳出版刊)
辰巳ムックの「日本懐かし大全」シリーズは、自販機や10円ゲーム、ガチャガチャ、お土産キーホルダー、駄玩具、鉄道、アニソンなど、1970年代に子ども時代を過ごした世代には懐かしいジャンルにスポットをあてるシリーズです。
この『日本懐かし特撮ヒーロー大全』では、昭和33年(1958年)の『月光仮面』から、昭和52年(1977年)の『大鉄人17』までを網羅しています。
それぞれのスチール写真も豊富ですが、特筆すべきは、ヒーローショーのサイン色紙や、お菓子、ノート、番宣ハガキなど放映当時の貴重なグッズもかなり紹介されているところです。これは、関連資料を長年探し続けてきた著者だからこその偉業でしょう。
また、円谷プロの『ウルトラマン』や、東映の『仮面ライダー』、東宝の『流星人間ゾーン』そしてピープロの『マグマ大使』、そして宣弘社の『月光仮面』、東洋エージェンシー(現・創通)の『サンダーマスク』など、様々な会社のヒーローが一冊にまとめられているのも嬉しいことです。
ヒーロー全盛時代の雑誌『テレビランド』も、1973年から76年の内容も紹介されています。様々な作品が放映されていたこの頃は、特撮番組も黄金時代でした。
各作品の紹介ページには、当時のテレビ欄も掲載されています。そして、著者の思い出や後年のスタッフへの取材時のエピソードを披露しており、読者それぞれが熱中していた頃を思い出すでしょう。
『ウルトラマン』や『スペクトルマン』の怪獣を造形された、高山良策さんのイラスト入りの貴重なサイン色紙なども本書ではじめて見ました。
本書は、円谷プロや東映、ピープロ、東宝、宣弘社など、各社の特撮が花盛りだった時代のヒーローが満載です。
かつて特撮ヒーロー番組に熱中し、『テレビマガジン』や『テレビランド』、『冒険王』、そしてケイブンシャの『全怪獣怪人大百科』などが好きだった人には、懐かしくも楽しい一冊です。

辰巳ムック『日本懐かし特撮ヒーロー大全』(辰巳出版刊)
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